中谷彰宏:ファーストクラスに乗る人の自己投資

 
20.投資とは、使わないものを決めて使うものに集中すること
39.投資で大切なことは、循環。お金をまわしていくこと
70.クリーニング代は、単に洋服をキレイにするだけでなく、テンションを買っている
88.いい服をぼろぼろになるまで着こなせば、それを乗り越えて次のステップにいける
111.プロは、他のジャンルのプロに対してリスペクトがある
130.メンタルがちゃんとしている人は、靴もちゃんとしている
152.回収をあせらず、いかに長期のメリットを取るかを考える
192.投資とは、未来をここに持ってくること、未来に自分が行くこと。「勉強して、こんなひとになりたいから」「本を読んで、こんな人になりたいから」それにかかる費用が投資。未来の自分へ今の自分を持って行くためのもの
 
回収をあせらず、長期的なメリットに着目する。どんな出来事も解釈次第で投資になる。時間、自分のテンションに対する投資もあることを肝に銘じておこう。使わないものを決めて、使うものに集中することも立派な投資である。

 

ファーストクラスに乗る人の自己投資―このままでは終わらせない63の具体例

ファーストクラスに乗る人の自己投資―このままでは終わらせない63の具体例

 

 

アンダース・エリクソン:超一流になるのは才能か努力か?

 
17.脳の能力は自らの意思でかなり変えられる
42.自然にできるようになってしまった能力は、改善に向けた意識的努力をしないと徐々に劣化していく
45.改善できそうだという現実的期待を持って努力できるような具体的な目標にする
54.自分のコンフォートゾーンから出ること。集中力、明確な目標、それを達成するための計画、モニタリングする方法。やる気を維持する方法が大切
75.十分な不可を十分な期間にわたって与えると、それを楽にこなせるようになる。常に自分の力よりもすこし上のところで負荷をかければ、自分のコンフォートゾーンを広げることができる。
76.すこし外側が負荷のスィートスポット
84.ホメオスタシスの枠内に安住することなく、すこし出る努力をする。「これで十分」の世界に安住しない
102.エキスパートと凡人を隔てる最大の要素は、長年にわたる練習によって脳の神経回路が変わり、極めて精緻な心的イメージが形成されていること。ずば抜けた記憶、パターン認識、問題解決など専門的技能を発揮するのに必要な高度な能力が心的イメージができるようになることで実現する。
112.傑出したプレーヤーは、圧倒的に情報他組織化されている。
113.熟練した外科医ほど手術と手順について高度で有効な心的イメージを作ることができている
117.限界的練習の最大の目的は有効な心的イメージを形成すること
141.練習に膨大な時間を費やさずに並外れた能力を身につけられるものは一人もいない
161.正しい方法で訓練さえすれば、技能はどこまででも向上させていくことができる
206.没頭すること、意識的に技能を習得して磨く挙げる姿勢を身につけるのは、練習の効果を高める最も強力な方法の一つ
207.技能のあらゆる側面に細やかな注意を払い続けることにある。あらゆる点で最高の動きが習慣として身体にしみこむまで一つ一つを繰り返し性格にやること。これが練習の効果を最大限に高めるコツ
213.闇雲に同じことを何度も繰り返すのでは、全く意味がない。反復練習の目的は自らの弱い部分を見つけそれを集中的に強くしていくこと
216.有効な心的イメージは、傑出したプレーヤーの技を再現しようとして失敗し、なぜ失敗したのかを突き止め、もう一度挑戦し、それを何度も繰り返すことによってのみ形成される
219.停滞を打破するためには、脳や身体を別の方向から攻めてみることだ。
221.最初のほころびが生じるのはどこか見極めよう。その弱点に特化した練習方法を考えよう
227.特定の分野で能力を向上させたいと思う人は毎日1時間以上、完全に集中して練習する
305.長期的に勝利するのは、知能など何らかの才能に恵まれて優位なスタートを切ったものではなく、より多く練習した者である。IQが高いなどは能力を学はじめた当初は有利かもしれないが、時間が経つにつれてその影響は小さくなる。最終的には練習の量と質がその人がどれほどの能力を獲得するかを決定する。
331.様々な分野でトップに立つ人々は、生まれつきの才能などによってその座を獲得したのではなく、長年にわたる練習を通じて人間の身体や脳の適性を生かして能力を発達させてきた。
334.他の生き物とは違い、人間は意識的に自らを変え、思い通りに自らを向上させていくことができる。
336.若者たちには絶対に手が届かないと思っていた能力を手に入れる経験を通じて、自分の能力は自らの意のままに伸ばすことができること、生まれつきの才能などと言う古くさい考えにとらわれる必要はないことを身をもって学ばせる必要がある。
 
常に自分の力よりもすこし上のところで負荷をかければ、自分のコンフォートゾーンを広げることができる。才能はスタートダッシュには有効だが、努力を続ける人間にはかなわない。適切な努力を続けるには、評価、フィードバックが大切。そして、弱点を繰り返し練習し、習慣として自分に馴染むまで一人で懸命に練習する必要がある。

 

超一流になるのは才能か努力か?

超一流になるのは才能か努力か?

 

 

千田琢哉:器の大きい人は、人の見ていないときに真価を発揮する

 
20.努力はアピールするものではなく、死ぬまで隠し通すもの。自分の努力をアピールするのは、成功者の世界ではこの上なく醜い行為なのだ
24.準備したのに本番で使わなかった部分こそが、未来の可能性である。
27.プロセスにこだわって成功すると、自分ならではの再現性のあるノウハウが貯まる。自分ならではの再現性のあるノウハウは、生涯の宝になる
38.最初から幸運などセコく期待せずに、日々粛々と成すべきことを成せば良い。忘れた頃に幸運が訪れる。
49.すぐにカットなって興奮する人は、低い人(年収、社会的地位、学歴)
61.才能の格差は、知恵と工夫で埋める
66.豊富な語彙力を身につけたければ、大学入試センター試験の国語の問題を読む
76.器の小さい人は。「みんな」を使うのが好き
134.本番前夜は熟睡する。睡眠もトレーニングの一つ。準備を完璧にする。
140.真実がどうかではなく、勘違いされたあなたが真実なのだ
160.猛勉強の第2タームは40代、この時期にどれだけ勉強できるかで50代以降の人生が決まる
166.孤独の時間にひたすら実力磨きを続けなければ寿命がもったいない
169.自分の遺伝子を正面から受容して感謝し、その遺伝子をどれだけ生かし切ったのかが、人生の勝敗を決める。
 
何かを継続する(写真、読書)、語彙力を身につけるためにセンター試験の国語の問題を読んでみる。40代が勉強の第2ターム。自分の今日にある部分を掘り下げていこう

 

器の大きい人は、人の見ていない時に真価を発揮する。

器の大きい人は、人の見ていない時に真価を発揮する。

 

 

土井英司:一流の人は、本のどこに線を引いているのか

 
自分が正しいと思ったところに線を引いて確認をしたところで、パワーアップの糧にはならない。新しい発見や役に立った箇所、、自分の考えと「ちがう」箇所に線を引くことで成長の糧になるのだ
 
13.原因を創り出す作業こそが、人間の価値である
14.人間には原因が作れる。しかし、コンピュータには原因を作ることはできない
18.読書の大きな効用は、偉大な著者たちのものの見方、考え方、つまりフィルターをのぞけることにある
32.本の内容よりも、自分自身の変化を述べる。現在の自分に不足している部分が見えているからこそ、それを補うために読書するのだ
64.「知らない」を「知る」に変換していく作業。簡単にできるはずがない
66.目的を持って読み、新しい知識や知見を得て活動を開始する。そのアクションの起点となるのが読書
68.スーッと理解できるような本は、気持ちは爽快かもしれないが、脳を鍛えることはできない。
94.本を読み、独自の戦略が垣間見える部分に線を引ければ、戦略的思考が身につき、持続可能な競争優位性を吸収できるようになる
97.売り込まなくても、モノやサービスが売れていくような状態を作ることがマーケティングの機能なのだ
98.効率を求めるだけでは、他者と似たような経営になってしまう。そこを無視できる経営者の存在こそ、マーケティングパワーの源泉である。非効率を意図的に許容する
106.リーダーとは、ビジョンを掲げ、方向を指し示す人。マネージャーは、リーダーが指し示して方向に進むために組織をまとめる人
127.センターピン。ボウリングの1番ピン。外してはいけないポイント。ここを外しては成功はない。
134.他では変えない商品。他では得られないサービス、医療提供
147.勝者は、ちがいを創り出す
149.読書とは他者との「ちがい」を創り出す作業。自分の専門分野の知識を深めるだけではなく、一見関連性のない分野も学び、この二つを組み合わせる。競争優位性を創り出す
160.学びとはアナロジー(類推)である。違う世界のものを受け取って自分の世界に適用し、何らかの成果物を生もうとする。だから、何でもアナロジーで見られなければ、その時点で読み手として一流にはなれない。
164.ベストセラー本。良いと世間が評価している以上、そこには学べることが必ずある。
177.天才たちは総じて、「それをやっている時間が長い」
 
現在の自分に不足している部分が見えているからこそ、それを補うために読書する。目的を持って読み、新しい知識や知見を得て活動を開始する。そのアクションの起点となるのが読書。他分野から類推して自分の分野に役立てることを考えていく。

 

一流の人は、本のどこに線を引いているのか

一流の人は、本のどこに線を引いているのか

 

 

中谷彰宏:歩くスピードを上げると頭の回転は速くなる

 
30.仕事量を増やして生産性を上げる
34.自分より速い人に出会うことで「自分はこんなに生ぬるいことをしていた」と気づける
51.バカにされることを恐れない
66.集中することによって自分自身の回転性をあげ、時間を短縮することで時間を生み出す
71.講演を聴くとき、メモ、講演とは関係ないこと、しなければならないこと同時にこなす
92.姿勢を良くして、肺活量を多くし息継ぎを減らす
95.継ぎ目継ぎ目で一息次がないことで回転は速くなる
138.丁寧とは何回も何回もキャッチボールしてやり直すこと
160.相手からの質問を待つのではない。質問される前に自分で痛いところを突いておく
185.講演後、圧倒的な一人反省会をひらき復習していく時間が次回につながる。復習無しに模擬テストをいくら受けても意味はない
201.回転の速さは、普段からどれだけたくさんの想定外に出会っているかで決まる。
 
仕事量を増やして、途切れなく、集中して行うことで生産性は上がる。普段から想定外の事態に出会っておくことで普段使っていない脳を使う。結果として回転数を上げることができる。自分の脳はまだまだ訓練次第で回転を挙げることができる。
 

 

歩くスピードを上げると、頭の回転は速くなる。 グズグズから抜け出す63の具体例

歩くスピードを上げると、頭の回転は速くなる。 グズグズから抜け出す63の具体例

 

 

千田琢哉:20代で身につけるべき本物の教養を教えよう

千田琢哉:20代で身につけるべき本物の教養を教えよう
 
21.求められなくても「自分ならこうする」と常に考える
23.無知は恥ずかしいことであり、それを正当化するのはもっと恥ずかしい。知らないことを真摯に知ろうとする姿勢が、教養を身につけるスタート
29.中学レベルの英文を読みこなして、暗証を続ければ日常会話レベルであれば確実に話せるようになる。中2レベルの教科書にある英短文を暗唱する
30.吉田松陰松下村塾(しょうかそんじゅく)、徳川家康について知識を深めておく
36.経験は説得力があって大切だが、経験だけしか語れないと、それはそれで器が小さくなってしまう。経験を超えた「哲学」の広さに多くの人が引きつけられる
45.桁違いの結果、実績で周囲を圧倒できる境遇を目指す
49.教養というのは、まず一つの専門分野を持ち、突き抜ける。その他の知識と連携させ新たな価値を創造する
51.一滴の知性。今目の前にいる人にとってどんな言葉が人生を変えると言う一点を掴む「粗にして野だが卑ではない」国鉄元総裁 石田禮助
58.行動に移せないのは勇気がないからではなく、頭が悪いから。重要度が理解できないから行動できない。宝くじが当たっていれば必ず交換しに行くのと同じ。何かを成し遂げたければ、知るだけで終わらせずに、理解する努力をする
66.コミュニケーションで大切なことは、自分が伝えたかどうかではなく、相手に伝わったかどうか。
69.ことを荒立てず、そっとしておいてあげるのも格上の人間の役割
72.学歴にも職歴にも明確な序列がある。目上の人は立て、逆に、目上なのにたててもらえない場合は中座しても良い。序列を理解し、分をわきまえて行動する
81.目上の人をつい褒めたくなったら、褒めるのではなく、上手に驚く。
84.地頭とは学力のこと。学歴に関係なく、その人本来の生まれ持った頭の良さや論理的思考能力と地頭は定義される。特に、「学歴に関係なく」の部分は低学歴層を多いに勇気づけ、「その人本来の生まれ持った頭の良さ」の部分は、自分は勉強はやらなかったけれど、生まれつき頭は良いはずだと誰もに錯覚させた。地頭という言葉は、そうやって体臭からお金を巻き上げるため、綿密に計算されて生まれた造語
96.おすすめ映画 美術「モンパルナスの灯」 音楽「アマデウス
139.徳川家康「功には禄を、能には職を」”功”行動による実績、”能”とは教養のこと
140.「好かれるのではなく、畏れられる必要がある」畏怖の念を抱かせるためには、物事を深く考えて洞察力を磨き、言葉に重みを持たせることが重要だ
153.「なんとなくあわない」と直感したと言うことは、顔つきが違うと言うことであり、教養のレベルが異なる別の人種だということ
 
知らないことは無限にあり、真摯に受け止め、自分の好きなことから学習していく。

佐藤ねじ:超ノート術

 
19.自分が一番興味のあるものをアウトプットすることを目的として日々メモしていく。
25.2軍ノートから1軍ノートへ書き写すときに、内容をふくらませて、アイデアとして面白くなるようにひと手間かける
45.見返しを簡単にするように、ノートの上にサマリーないし、残したいものを目立つようにもメモする
72.2軍ノートには雑多な情報を何でも入れていく、そこから拾い上げる努力をすることが大切
77.目的意識を持ってノートを見返すことが必要。
78.1軍ノートに書き写す基準は、「アウトプットとしてイメージできるか」「自分がときめくことができるか」
95.自分の仕事のアウトプット、成果物だけに限定するのではなく、自分が面白いと思うもの、興味のあるものを披露する何かと考えれば良い。
104.アウトプットの回数を増やす。適切なフィードバックをもらって改善していく
158.一つ上のアイデアを目指すなら、2点で接着できるものを選ぶ
171.週に1回「今週のアイデア」というメモをEvernoteに作成しておく
 
メモをすること。アウトプットにつなげるには、見返しが大切。目的意識をもっていれば目につく情報が増えるし、それを抵抗なく2軍のノートに書く。それを週1回みなをすじ間を設けてピックアップ。1軍ノートには、アウトプットにつながるようにひとてま加えて書き込むことが大切
 

 

超ノート術 成果を10倍にするメモの書き方

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超ノート術 成果を10倍にするメモの書き方

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