池上彰 竹内政明:書く力

 
19.書くべきテーマを明確にする
28.材料を書き出す。
48.原稿に必要な部品は自然と目の前に現れるのではなくて、自分から探しに行く
70.自分が本当にわかっていることを、自分の言葉で書くことが基本
144.時間をおいて読み直すことで、すこしはマシなものがかけるようになる
157.名文を軟度も書き写して、自分の身体の中に刻み込んで、いつでも使えるようにしておく
168.文章のリズムを整えるために、体言止めは有効。音楽でいう「転調」のきっかけを作れる。もう一歩踏み込んだ表現を使用と思うと、この「切る」が必要になる

 

書く力 私たちはこうして文章を磨いた (朝日新書)

書く力 私たちはこうして文章を磨いた (朝日新書)

 

 

御厩祐司:知のシャープナー

連用日記の進化版でエクセルで作成する

振り返ることが出来なかった、日記を振り返り、そこから知的生産を生む
ニュートラルなことは書かず、事実をベースに書く。
ただし、表の中に書き込みすぎると一覧性の低下がああり、ファイルをリンクさせることが有用。
活用方法としてはインデックスとする
常に役立つ、振り返りが出来るシステムを構築しておけば自然とインプットにも気を遣うようになるし、アウトプットもしてみようという気になる
 
79.知の資産や負債も、固定と流動に分ける。一時的にしか活用できないもの「知の流動資産」、長年にわたって使えるもの「知の固定資産」
81.過去の経験という資産は、キチンと振り返ってみることで精製される
84.掲載する情報を厳選し、手短にまとめる。詳細は別ファイルにする。心が動かないこと、刺激にならないことは書かない

 

「知」のシャープナー?人生が代わる知的生産日記? (光文社新書)

「知」のシャープナー?人生が代わる知的生産日記? (光文社新書)

 

 

シェーン・スノウ:スマートカット

 
2.本来時間を取られるべきではないところをスマートにカットする。賢く回避しながら、力を入れるべきところに力を入れ大きな目的を達成する技
52.小さな成功を元手に大きなチャレンジをして、一気に目的を達成する。
69.自然に、あるいは自主的に絆が結ばれ、個人的な関係を築いた師弟関係の場合、大きな効果がある
81.その道の達人に教えを請う。自分で探して頼み込んで「個人的メンター」に協力してもらう
99.「帰属理論」人間は、成功や失敗を「出来るだけ都合の良い原因に結びつけて」説明したがる
101.人間は自分以外の失敗例をみると、失敗した本人の努力不足や能力不足を責めがちだ。逆に成功した人を見ると「あれは条件が良かったから」などと、本人の力のおよばない理由に結びつけたがる。
106.ネガティブなフィードバックをもらうと、人格を否定されたかのように考えず、人格と行為を切り離し、失敗を客観的な実験と捉える。そうすればフィードバックの効果が倍増する
114.自分の失敗でも他人の失敗でも、失敗を分析し、次のチャレンジに役立てる。フィードバックから「役立つ点」を抽出する。
142.コンピュータ活用で省略出来ることは省略し、空いた時間で深く思考する。
149.直感とは無意識のパターン認識の結果。
157.地道な観察で「運に出会えそうな場所」を探し、タイミング良く駆けつける。本業でなくても「なにかありそうなこと」にはとりあえず足を突っ込む。
176.たくさん人脈を持っていそうな一人とコンタクトを取る。ひたすらギブを続ける
185.どんなにわずかでも前進している手応えが必要
197.勢いを味方に付けるに秘訣は、自分の中に潜在的なエネルギーを蓄えておくこと
213.小さな判断がいくつも重なると、その後の自制心がなくなる
 
小さな成功を元手にして、自分の専門分野で活躍している人とコンタクトを取る。個人的にメンターになってもらい、その人から人脈を紹介してもらう。自分の実力を磨いておかなければ後が続かない。フィートバックをもらう。その際、失敗は人格と切り離して、客観的な事実として認識し、くよくよしない。勢いを付けてさらに上昇するには、それまでの積み上げた実績、観察が非常に大切。普段から自分磨きをしっかりして、タイミングを見極めて出て行く。

 

 

中谷彰宏:セクシーな男、男前な女。

 
27.男前はメンタル力を表す言葉。内側にあるしんの強さ、心の強さからにじみ出るものに色気がある。ピンチで、品格を保とう
39.色気のある人とは、その人の身体の中から音楽が流れ出てくる人
45.色気のある人は、他人を守ることを考えたり、今を犠牲にして未来になるためのことをできる人
47.まだ見えないものを見る視力がどれくらい強いかで、今の欲望を先送りするかどうか選択することができる
57.恥ずかしいことを、恥ずかしからずにするときに色気は出る。恥ずかしさを乗り越える
71.食欲に引きずられない。腹八分で止められる
81.感情の上に自分が立つ
91.意識的に多重人格となる。人格を使い分ける
93.理解できるものには、色気はない。理解を超えたところのある。マニアックな勉強をしよう
102.目に見えないものをイメージすることができる人が、色気がある
105.計数だけでなく、アートの世界に生きる人格も持つ
125.すべての人に、敬語で話す
133.うまくいっても、はしゃがない。うまくいかなくても、落ち込まない。いつも、かすかにほほえんでいる人に、色気はある。外部環境の影響を受けない
170.勝ち方にこだわる。相手に勝つというよりは、古い自分に勝つことが大切
183.仕事とは、「先回りをすること」先回りをして涼しい顔をしているところに色気が出る
184.ゆとりを持ちたいならスピードを上げ、生産性を上げる。自分のスピードを上げる工夫をすることで、色気が生まれる。
 

 

セクシーな男、男前な女。/なぜあの人は特別な存在になるのか

セクシーな男、男前な女。/なぜあの人は特別な存在になるのか

 

 

千田琢哉:チャンスを掴める人はここが違う

 
16.チャンスというのは、ごく日常の些細な部分に潜んでいる
20.人生で迷ったら密度の高い方ではなく、密度の低い方を選んでおけば間違いない
22.経営ではニーズ(市場から必要とされること)と同時に、シーズ(自社が市場に向けて提供できること)という用語がある。自分のシーズをまぶしいほど磨き上げておく必要がある。チャンスを追いかけるのではなく、チャンスに追いかけられるように自分を磨く。
44.チャンスを掴める人は、二つの勉強をしている。”必要な勉強”と”好きな勉強”。必要な勉強は、仕事で必要な勉強。やればプラスになるのではなく、やらなければマイナスになる
50.本はたくさん読むからこそ、何度も繰り返し読む本に出会いやすい。99%が一回しか読まない本。
80.仕事で大切なのは結果である。同じ結果を出すにしてもプロセスにこだわる。プロセスにこだわれば、再現性が期待できる。千恵をデータベース化する習慣があるか否かの差は、大きい
109.人には、それぞれの遺伝子に違いがあり、明確な序列がある。
 
自分のシーズを磨いて、チャンスを呼び込む。必要な勉強はもちろんのこと、好きな勉強、現実逃避できるような勉強もする。必要な勉強を習慣として取り入れる。

 

チャンスを掴める人はここが違う

チャンスを掴める人はここが違う

 

 

アンジェラ・ダックワークス:やり抜く力GRIT

 
3.人生で何を成し遂げられるかは、「生まれ持った才能」よりも、「情熱」と「粘り強さ」によって決まる
60.最高のパフォーマンスは、無数の小さなスキルや行動積み重ねた結果として生み出される。周到な訓練によってたたき込まれ、習慣となり、一体化したもの。やっていることの一つ一つは、特別なことや超人的なことは何もないが、それらを継続的に正しく積み重ねていくことで生じる相乗効果によって、卓越したレベルに到達できる
66.「天賦の才を持つ人」を神格化してしまった方が楽。そうすれば易々と現状に甘んじていられる。
90.なぜを自問すること繰り返すことにより、最上位の目標が見えてくる。
113.重要な目標に向かって、一つ一つのその前の段階の目標が、最重要事項と結びついているかを常に意識する。
162.自分が何をしているときが楽しいかを発見したら、興味を持ち続ける努力をする。興味が湧くような機会が何度も必要である。そういう機会を自分で積極的に作る必要がある。熱狂的な愛好家にしかわからないニュアンスを味わえる必要がある
166.どれだけ集中して、質の高い取り組みを行ったがが持続していく上でも重要。自分の出来る範囲のすこし出たところで努力していくことが重要。それを、実感できる仕組みも大切。
180.意図的な練習。自分の出来る範囲のすこし超えたところで練習するのは、甚だしい疲労をもたらす
186.意図的な練習は行為であり、フローは体験。意図的な練習は準備の段階で、フローは本番で経験するものといえる
214.自分の仕事を見つめ直して、問いかける。自分は世の中の役に立っているのだろうか?
247.人は成長する。人間は何でもやればうまくなるという認識が欠かせない
316.好循環とは、「もがきながらも努力を続けることが進歩につながり、それによって自信が生まれ、もっと大変なことにもちょうせんできるようになる」こと
323.努力と報酬の関連性は学習することが出来る。それを学ばない限り、ほっておくと人間は怠けてしまう。
356.やり抜く力 長期的な目標に向けた「情熱」と「粘り強さ」にかかっており、才能にこだわってはいけない。興味を掘り下げる。自分のスキルを上回る目標を設定してそれをクリアする練習を習慣化する。自分の取り組んでいることが、自分よりも大きな目標とつながっていることを意識する。重要な目標にむかって努力すること。手応えを感じること。それが大きな満足をもたらすことを理解する。
 
最高のパフォーマンスは、無数の小さなスキルや行動積み重ねた結果として生み出される。周到な訓練によってたたき込まれ、習慣となり、一体化したもの。やっていることの一つ一つは、特別なことや超人的なことは何もないが、それらを継続的に正しく積み重ねていくことで生じる相乗効果によって、卓越したレベルに到達できる。重要な目標にむかって努力すること。手応えを感じること。それが大きな満足をもたらすことを理解する。

 

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

 

 

海老一宏:一流と言われる3%のビジネスマンがやっている誰でも出来る50のこと

 
14.メラビアンの法則。初対面の場合、見た目や話し方や声などの外見からの印象が93%、話の中身はたった7%。人は見た目が9割
19.あえておしゃれをしないのは、「外見だけで中身が伴っていない」と思われたくないから。「敢えてすこし背伸びをする」ことを、自分のモチベーションとする
34.スーツと同系色で靴下の方が濃い色のものを履く。必ずスーツ、シャツ、ネクタイのどれかを無地にする。
40.いつでも他人の目を意識して、姿勢を良くする
62.結果が出るように、数多くの工夫をする。他人の成功からヒントを得る。
92.どのようなタイプの人間を相手にしても良い結果を生み出せる人間力が必要
104.相手の短所や欠点に、その人の良いところ見いだせる
129.レストランでナプキンをきれいにたたむのは、「おいしくなかった」というメッセージ。適当に絞った形にして置く。
154.自分ならではのコンテンツを書きためる
182.情報を受け取り、加工して発信する側に移る。学側から教える側にまわる。
206.自分の性格を理解し、知識や経験だけでなく、その個性を武器にする
227.世の中は自分中心にまわっておらず、「自分に都合が悪いことも、いつも起きる」と割り切る。
 
自分の領域で、情報を加工して発信するつまり、学側から教える側にまわることが一流への道。簡単には露運分投稿することがその一歩となるだろう

 

一流と言われる3%のビジネスマンがやっている 誰でもできる50のこと (アスカビジネス)

一流と言われる3%のビジネスマンがやっている 誰でもできる50のこと (アスカビジネス)