減らす技術

減らす技術 The Power of LESS

減らす技術 The Power of LESS

  • 作者: レオ・バボータ
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2009/08/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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大切なことを見極め、選択する。 「一度に一つのゴールだ形に集中する」→「ワン・ゴール方式」(p8)

人生をシンプルで生産的にする「6つの法則」

制限する
本質に迫ることだけを選ぶ
シンプルにする
集中する
習慣化する
小さく始める(p11)

「増やすこと」を追い求めるような生き方をやめ「減らすことに取り組む」と人生が変わる

・プロジェクトを検討する。

長期的なインパクトがあるのか
自分のキャリヤや人生をどう変えるのか
人生の目標や夢に向かって前進させてくれるだろうか
その目標はそもそもどれだけ重要なのだろうか

・ゴールから考えて逆算する
小さなタスクに落としていく



とりあえず片っ端からやる のはやめて、人生に意味のあることがどうかをまず検討する

制限により、シンプル、集中力の発揮、重要なことへ的が絞れる、達成できる、自分の時間が大切であると周りに示せる、効率が高まる。

本質に迫ることは何なのか

「馬車」とおなじ、馬が後ろでは進めない。いつも最初に「本質に迫ること」を見極めてから一つ一つ達成していく

タスクを小さく分割し、着実に進んでいく。
一気に事を進めるのではなく、ゆっくりと変化を起こす。習慣化しやすい。

ワンゴール方式

ゴールを設定
半年か1年くらいで達成しできそうなゴールを設定。

その次に、1、2か月で達成できそうなサブゴールにブレイクダウンする

次に習慣ゴールを決める

次に今日取り組むタスクを決める。このタスクがMIT(Most Important Task)最も重要なタスクとなる。

シンプルプロジェクト

達成に1日以上かかるもの例外なくをプロジェクトとする
リストを作成したらトップ3を選ぶ。これを「シンプルプロジェクトリスト」とする
シンプルプロジェクトリストを作成したら、3つ達成するまで他のプロジェクトには手をつけない(選択し、集中する)
3つの内ワンゴール、人生における夢や目標が入っている様にする

「一つに集中せよ」としたいところだが、現実にはどんなプロジェクトにも待ち時間が存在してしまう。3つに絞るのが著者の経験上最も適当である。

1つのプロジェクトにかかる期間は1か月以内が理想的、1〜2習慣が理想であろう。長期にわたる場合は短期プロジェクトに分割する。

達成に集中する。
どんなプロジェクトでも達成に焦点を当てる。結果をはっきりと定義しておく
プロジェクトを達成に必要なタスクにリストアップし、小さな達成を積み重ねていく。
毎日初めにMITを3つ選び、達成させる。
MITを選ぶ時も自分の人生に関連しているもののを一つは入れる。(シンプルプロジェクトも同じ)

しっかりと線路上を走り続けるにはプロジェクトの進行状況をみなおしていく。

タスクに集中して我を忘れている状態「フロー」。この時間を増やす。タスクに没頭することが必要。

MITのほかにこまごまとしたことをやらなければならないが、MITより優先させず、後でまとめてかたずけて時間を節約する。これを「バッチ処理」と呼ぶ。
たとえばEメール処理、ネットサーフィンによる情報収集

Eメール
確認する時間を1日2回とする
Gmailのフィルタを利用する。

シンプルコミットメント(関わり合いをコントロール)

関わり合いをリストアップし、ショートリストを作る。
重要なものだけへ選択する(p151)

買いたいものリスト作成する
欲望のコントロール
まずは日付入りでリストにかく。30日間寝かせる。必要であれば購入。

シンプル健康管理
負荷の少ない、足りないくらいから始める。
まわりに報告する。日付、時間、内容。ツイッターやブログなど

モチベーションはいつもあるわけではない。やっては来て去っていく、波のようなもの。行ったきりということはなく、必ずまたやってくる。
モチベーションを維持する方法として、成功者のブログや本などを読む。周りに勇気づけてもらう。進歩を記録する。
小さなゴールをたくさん作り、その都度達成感を味わう。