断捨離

新・片づけ術「断捨離」


モノ片づけを通して自分を知り、心の混沌を整理して人生を快適にする行動技術
つまり、家のガラクタを片づけることで、心のガラクタも整理して、人生をご機嫌へと入れ替える方法。

「断」=入ってくるいらないものを断つ
「捨」=家にはびこるガラクタを捨てる
「離」=物への執着から離れ、ゆとりある”自在”の空間にいるする。
主役は物ではなくあくまで自分、物が「使える」、「使えそう」だから取っておくのではなく、「自分が使う」=必要だからとっておく。しかも、この際の時間軸は常に「今=現在」とする。
足し算の生活から引き算の生活にシフトチェンジする。
心が変わるのを待つのではなく、行動がココロに変化をもたらす。
片付けの定義
必要なものを絞り込む作業。絞り込む際の時間軸は「自分と物との関係性」そして「今」という時間軸。つまり、そのモノと自分とが今、生きた関係かどうかをとい取捨選択していく行動。

物の絞り込み作業は、最終的には自分と人との関係も変容させる

モノの量は個人差があるが、「自分でコントロールできる量」存在するものの所在すべて把握し、使いこなせるかどうか。ここまできてからようやく収納術が役立つようになる。
さらに、上にを目指すと物の量は適当になり、その中から「お気に入り」を厳選する。そうすると必要最低限量しか、ものはなく機能的に美しくなる。自在空間を手に入れる。

モノは使ってこそ
モノは、今、この時に、必要とされるところへ
モノは、あるべきところにあって美しい

モノが必要な場所に必要な量ある。つまり、本当の意味で「身の程をしる」

「今」はどれくらいの期間なのかは人それぞれ。しかし、適切な「今」とういうのがある。

住環境とは自分で変えられる環境。
自分で自分をもてなす空間にする。

知ったこと行うことに一致させる「知行合一」(ちこうごういつ)

「もったいない」捨てる後ろめたさの免罪符。
「もったいない」とはモノをいとおしむ気持ち。モノをいとおしむ気持ちを物の入ってくる、入口で意識する。そうすれば使いこなせないものが堆積することはない。

選ぶ力をトレーニングすると、生活や仕事などのあらゆる局面で「自分は何がしたいのか」という主体性を強化できる。
「いつか」「そのうち」をじつげんできるのは結局は自分しかいない
捨てる時は「ごめんなさい」「ありがとう」と思いを口に出す。
手紙に限らず贈ったほうはそれほど覚えていないことがおおい。

7・5・1「総量規制の法則」
見えない収納(おしいれ、クローゼット、引き出し)を7割収納とする。
3割開ければ自然に仕舞たくなる。
見える収納(食器棚など)美的限界量は5割
見せる収納、美的限界量は1割。
総量規制で入れ替えが可能となる。常にモノが入ってくるときに、本当に必要なのか、残すべきか、でわいらなくなったものはと取捨選択をしなければならなくなる。厳選されよりご機嫌になれる。
自分と物との関係性を問い直しながら、絞り込む中で、自分軸がはっきりして、自分自身が立て直され「不要、不適、不快」は「要、適、快」へ入れ替わり、「今」必要なものだけがある状態になる。住まいや生活をメンテナンスすることが当たり前、自動的になる。

いくら高価であっても、レアであっても、自分に必要かどうかの物差しで測ることが大切。その執着が克服できれば、引き換えに「なんとかなるさ」という明るい未来と展望が持てるようになる。

厳選したお気に入りのものを使うことにより、新しい自分を引き出してもらう。つまり、モノをただ使うのではなく、物の力を最大限に利用する。いいものを使い、日常で違和感なく使いこなせれば、その時に潜在意識のセルフイメージが引き上げられる。自分が今、どこにいるのかがわかる。

自己啓発本では即行動することがいわれているが、断捨離はその「今」を生きて即行動というスタイルを日常の片付けに落とし込んでいるメソッド
成功者の特徴としては、そのスタイルを貫き通しているうちに、自分を通り越して「天にお任せ」といった心境になる。断捨離でめざす「意図的な覚悟と勇気ある楽天家」

色即是空、かたちあるものはみな虚しいもの。そして、心も移りゆくもの。ご縁が終わりの時をむかえたら潔く手放す。

新・片づけ術「断捨離」

新・片づけ術「断捨離」