お金がたまる!家の買い方  浦田健


お金が貯まる!家の買い方 (Forest2545Shinsyo 31)


これからの時代に合った一番合理的で無駄のない住まい方は、人生のステージごとに最適な広さの住宅に住み替えることだろう。たとえば、人生位のステージを新婚期、子育て期、リタイヤ期の大きく三つに分けて住み替えられる家が一番合理的

資本主義は誰にお金を使わせるかのゲーム。みんな知らないうちにババを引いている p32

地価や物価が下落するデフレ経済の下で住宅ローンを背負って家を買うのは、実質的な債務負担を増加させることになる。家が買った後の景気が悪くなれば、資産価値は下がり、ローン金利は高どまる。収入も上がらない。その結果、ローン負担が重くなる。

家を買った人の多くは、自分の思いとは裏腹に本当に幸せと感じられる日常からは程遠い生活を余儀なくさせる。
家を買ったから幸せになるのではない。家を買うという選択はあなたが幸せになるための一手段にしか過ぎない。

金欠は私たちの創造力を著しく低下させてしまう。
俺には金があるという余裕はかなりプラスの志向が働く。
お金に心配がないからこそ想像力を働かせることができる
お金に心配がないからこそ、様々な事業にチャレンジすることができた。

高く飛ぶためには一旦しゃがんで地面に手をつかなければならない。突っ立ったままでは高く飛び上がることはできない。節約を馬鹿にする人はお金の呪縛から一生逃れることはできない。

お金がある人とお金に苦労している人、両者には大きな違いがあり、その違いは、第一にお金のために働かない、第二にいお金を迂回させてから使っている。

投資やビジネスで成功している人の共通点は「幸せと豊かさの基準が明確になっている」こと。この基準が明確になれば、あなた自身の具体的なファイナンシャルゴールへのルートを導き出すことができる p99

ローンは時間を買う行為そのもの
良いローンとは収益を生む資産を買うためにする借金。
ローンをしても利息以上の利益が生まれることが「良いローン」となる最低の条件。

ぷっけんを絞り込むためにはある程度の条件設定をすることが重要だが、実はそれ以上に重要なことがある。それは融資の内諾を受けておくこと。
MAXいくらまで借りることができるのかを知っている人はそれを知らない人に比べて1/3の労力と時間で物件を手に入れることができる。 p168

指値は高飛車に「まけろ」と言ってその金額が通るものではない。
仕立てになって誠実に交渉するほうが、実は指値は通りやすくなる。

物件を直ぐ買える人というのは、身の丈をちゃんと知って、購入条件が明確で、これくらいの融資が受けられるという確信もあるからすぐ買える。

そもそも、掘り出し物件とは、見る人によっては、掘り出し物でも何でもない事が多々ある。そんなものは最初からあてにしないほうがよい。気に入った物件があれば、すぐに現地調査を行い、内見可能であればすぐに見学にいくフットワークの軽さも大切。
この時に「すでに内諾を得ている」のであれば必ずそのことを伝えておく。 p176

実際に住宅ローンを借りる場合は、一つの目安として、年収の(税引き前)の25%を返済の限度と考えておく p184

ローンは時間をお金で買っている行為に他ならないから、資金に余裕ができたら繰り上げ返済を積極的に行う。 p196


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