リーダーが身につけたい25のこと


りーだーはビジョンを描く

リーダーシップとは「ひとりでは実現できない何かを実現したいと思い、他者に働きかけ、協力を仰ぎ、その実現を目指す力」

人を惹きつけるワクワクするような未来のビジョンを持つ

外部ではなく、自分の内側から生まれる「これがやりたい!」というビジョンが部下に伝わり、組織力を高める

ビジョンを描くためには
素材を集める
たくさん話してビジョンを構築する、ノンストップで話しまくる
ビジョンを文字か絵にする

リーダーは決断する
必要なときに必要な決断ができることがリーダーの条件
決断するとは、人に影響を与える責任を引き受けること
決断ができるようになるためには
1.決めることのデメリットとメリットを明確にする
2.すぐ決める練習をする
3.大きな決断のためにシミュレーションしておく

リーダーはエネルギーが高い
自分のエネルギーを高め、周りの人のエネルギーも高める
エネルギーを高めるには、心と体の両方のアプローチが必要。心へは未完了を完了させる。体へはランニングや、食事など健康を保つ

リーダーはやり抜く
どんな仕事でも残り10%位になると失速しがち。全体の完成度を高めるにはそこで力を出す。
ラストスパートをかける
最後まで失速せずにやり遂げるには
1.「ゴール」ではなく、「ゴールの先」をイメージする
2.失速しないために、最初から失速するものと考えて意識を高めておく
3.逆算して行動を計画し、ゴール間際のアクションを具体的にしておく

リーダーはスピード感がはやい
自分のスピード感を高めるためには、仕事を完了させるのに必要な最初に想定した時間の半分で終わらせるようにしてみる。
自分のスピード感が高まったら、周囲にも同じようなスピード感を高めるようにリクエストする

リーダーは何かをやめることができる
始めるよりもやめることのほうが大きなエネルギーを必要とする
破壊なしに想像はない。

リーダーは聞く
軌道修正が早くでき、アイデアを発見し、部下のエネルギーを高めることができる
自分は聞いているつもりであっても、周りは聞かれていたいないと思っていることがあるので、聞くという行為は意識的に行う必要がある

聞けるようになるには
1.聞くときにメモを取る
2.自分が話しているときに相手に感想や意見を求める

リーダーは人前でうまく話せる
人前で話せるようになるには練習が必要
1.モデルを作る
2.ビデオに撮る
3.修正点をひとつに絞る
4.周りからのフィードバックを求める
5.話すことをとことん楽しむ

リーダーは誘う
周りの協力を仰ぐプロセスは必要
常に人を誘って仲間を増やしている
誘う力を高めるためには
1.何でも誘って誘いなれる
2.誘いの精度高めるために、イメージを詳細に語る
3.実現することのメリットを語る


リーダーは逃げない
外側の何かではなく、自分の内側の「恐れ」に向い合って逃げない
逃げようとして内側に生まれる言い訳を一掃するには、「恐れを力に(fear into power)」と唱える
逃げない力を高めるには、「いつまでに何をやる」と周りに宣言して自分から逃げ場を奪い、それをやり遂げることを繰り返す

リーダは自己客観視できる
フィードバックをウケる
自分以外の人の立場になって自分を眺める
自分のことを他人に紹介する文章を書く、外側から見て「こうしている。ああしている」と書きだす。どのように振舞っているか言語化してみる

リーダーは約束を守らせる
人は約束をすると守ろうという意識が生まれる
言語化して約束する習慣を身につける

リーダーは部下のリーダーシップに火をともす
「人のために何かを真剣にやりたいと思い、それを実行している人こそ、強い輝きを放つ」これが周囲の人のリーダーシップに火をともす

リーダーは組織の全員をリーダーと見る
メンバー全員がリーダーであり、フォロワー
強い組織はひとりの強いリーダーによってではなく、全員がリーダーシップを持つことで可能となる

リーダーは組織の緊張感をコントロールする
適度な緊張感があってこそ、集中力や目標達成感高まる
緊張感はコントロールする必要があり、自分が大事にしたい軸を明確に決めて、そこからずれることを許さない。ただし、感情的になる必要はない

リーダーは楽観的である

リーダーは慢心しない
成功が続いているときは、慢心が静かに忍び寄ってくる
慢心を防ぐには、現状に満足しないで新しいことに挑戦し続ける
慢心を防ぐためには
1.肩書きが通用しない場に身を置く
2.多くの本を読む。自分の無知を認識する
3.新しいチャレンジをする

リーダーは自分に前向きの質問をする
自分の内側で自分に投げかける質問を前向きなものにする。行動も前向きになる
全ては自分次第だというスタンスで自分に問う

リーダーはリーダーシップを学んでいる
1.本を読んでリーダーシップをの全体像を把握する
2.いろいろな分野のリーダーの中から自分のモデルを見つける
3.モデルと特徴をもとにアセスメントをつくる。特徴を書き出す
4.その特徴に対して、自身の評価、他人の評価を下す
5.モデルを目指して行動計画を立て
6・継続する

リーダーはストレスをコントロールする
ストレスは高くても低すぎてもパフォーマンスが下がる
ストレスが高すぎるときは
1.呼吸をゆっくりと
2.体をまず緊張させ、次に弛緩させる
3.心のなかで相手や状況に感謝する

リーダーは反応を自分でコントロールする
インサイド・アウト
刺激と反応の間にはスペースをつくることができ、どんな反応をするかは自分次第。
意識してコントロールする

リーダーは退路を断つ
退路を断つことで、リーダーシップを成長させることができる。退路を断つと「全ては自分次第」という感覚が芽生える。

リーダーは情熱を自分で生み出す
「内側が先」が原則。やる気を作ってからやりたいことを見つける。情熱を作ってから物事に当たる
内側に情熱を作り出すには、自分に質問をしていく
必要なものはすべて自分の中にある。どんなときでも自分の状況は自分で選べる

リーダーが身につけたい25のこと

リーダーが身につけたい25のこと

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