ゾーンに入る技術 (Forest2545Shinsyo 34)


結果は集中が決める
パフォーマっマンスでは常に「何をするのか」ということと(認知脳)、それを「どんな心の状態(どうやって)でやるかという二つの要因が重要になる

「何をするのか」が明確になっているのは必要条件であり、認知脳は普段から我々が使っている。

パフォーマンスの質の高いレベルで決定する心の状態を「FLOW(フロー)状態と呼ぶ シカゴ大学の行動科学の心理学者であったチクセントミハイ博士が提唱した概念
集中力が抜群で、活動に完璧に没頭している最高の状態

このフロー状態はあらゆるパフォーマンス、勉強、仕事の区別なく、質が高まり、結果につながる。

集中脳を鍛え抜くことで、集中というパフォーマンスの質が高く、あらゆる結果を導ける状態がやってくる

心の状態をフロー化させる脳機能を「ライフスキル
脳の認知機能とライフスキルの野のバランスを良く保つことを「バイブレイン」と呼ぶ

人が集中できないのは「環境」「出来事」「他人」と外的要因が存在し、ノンフロー状態へ導く

これら環境、出来事、他人にたいして様々な意味付けを勝手に脳はしていく。

この意味付けが勝手に「揺らぎ」と「とらわれ」を自分自身に起こす。

人間の脳は意味付けする習性があり、簡単には変えられない。しかし、そういう機能があると意識することが大切

認知脳とは、外側の出来事に向いた脳の機能。外部の状況や出来事を判断して「すること」を明確にする
ライフスキル脳は内側の心の状態にむけた脳の働き。「揺らがず」「とらわれず」のフロー状態にしてくれる脳

ライフスキル脳の磨き方
「知識」ライフスキル脳の理解、フロー状態の理解、なぜノンフローになるのかの理解
「実践」知識として得た脳の使い方を実践
「シェア」フローの感覚をご褒美として脳にすり込む。体感を意識して、言葉にして、人と分かち合う。
これらの原則は掛け算なのでどれか一つでもかけたらゼロになってしまう。すべてを実践するように心がける


時間が唯過ぎている状態をクロノスタイム
充実してフロー状態で生きていることをカイロスタイム

内的動機状態 理由や条件などに頼ることのない恒常的な安定したエネルギーの自家発電状態
好きを大事にして考えている
自分で決めてやっていると考えている
自己成長を原動力に考えている
一生懸命が楽しいと考えている
感謝を大事に考えている
自分だけんでなく組織目標にもコミットしようと考えている

内的動機により高いエネルギーで生きる習慣がカイロスタイムを生み出し、その先に「ゾーン」がやってくる

集中状態にもいろいろあり、共通しているのは「揺らがず」「とらわれず」の上智で状況によってい集中の状態は千差万別であり、フロー状態にも色々ある

自分の集中は自分が作る。自分の心は自分で決める。外的因子ではない

心の状態をフローに傾かせる自己4大ツールとは「表情」「態度」「言葉」「思考」
言葉:集中できる言葉を選ぶ、言葉を自ら選び、発する習慣をつける。フローワードか否かの答えは、フロー化するかどうか、状況に即した最適、最大のパフォーマンスにつながるかどうか
態度:松井秀喜がインタビューに落ち着いて答える、穏やかな態度、堂々とした態度、元気な態度を実践する。「自分の心は自分で決める」というライフスキルの基本を実践
表情:心の状態に影響する、良い表情は、顔面の多くの筋肉が「その状態でいることがフロー状態であったことだ」と脳に思い起こさせ、フロー化を引き起こす
思考:好きの感情を大切にする。良いところを見つける。

バイブレインを自動的に使う。認知ので何をするのかを明解にしながら、どんな状況でも心をフロー状態に傾かせ集中を作り出せる人はこのようなライフスキル脳をバイブレインとして自動的に

使っているる事ができる
フローになるための呼吸法
腹式呼吸丹田呼吸)へその下10cmの所の丹田を意識し、鼻から吸い、口から吐く。3秒吸って、6秒吐く
腹式呼吸はリラックスする事ができる。「とらわれ」を軽減することができる

自信の持ち方
信じるか疑うかは、実は根拠や結果ではなく、自分で決められるということをすっかり忘れている。自身のある人は、根拠の前に、「自分を信じる」という、脳の機能を最大に発揮しているライ

フスキル脳を持っている。

ゾーンと3つの日も
過去、現在、未来の三つのひもがある
「今に生きる」「今を選択する」「今に全力」という思考をし、脳の中に形成していくことがが大切。「今するべきことをするだけですから」今を選択する言葉を選ぶ

過去のひもでは、後悔というマイナスの感情が生じ「揺らぎ」、過去への「とらわれ」が起こる
未来のひもでは、未来は絶対に分からないので、不安や諦めというマイナスの感情により「揺らぎ」が生じてノンフローとなる。ただし、ライフスキルが高ければ未来のイメージを味方にできる

。イメージが心にフローを生じさせ、今うまくいかない現状を打破していく。乗り越えて成長した自分をイメージする

イメージすることと相まって夢をもつこともフローを作り出す。夢の中身ではなく、夢を持ったり、考えていることがライフスキルそのもの。夢が今の集中状態と関連していることを知り、実践

している人は少ないが、そうすれば幸せだし、結局は結果もでるし、夢も叶う確率が高い

マイナスの感情に打ち勝ち、勇気を持ってチャレンジすることが「とらわれ」にくい自分を形成する
チャレンジとは自分の居心地の良いと思い込みによって決められてしまっていることと違ったことを少しの勇気を持って、考えたり、行動したりする。そこに結果を期待してはいけない。
結果のためにチャレンジするのではなく、ライフスキルのためのチャレンジは、あくまでも少しずつ「とらわれ」にくい自分を形成し、フローに生きることにつながるための習慣

ウォッシュアウト思考
外的要因、変えられないものは心まで持ち込まない。出来事は変えられないが、心にノンフロー起こす原因まで持ち込まないようにする思考をウォッシュアウト思考という。

プリペアリング思考
自分の準備により、ノンフローになるリスクを回避するという思考
何を準備しなければならないのかを考えるのは認知脳だが、常に準備することがあるし、そのことにより自分の心の状態にフロー化のチャンスがあるのだと脳が知っていることがライフスキル
準備することがある、あるいは準備がフローを生むことを知っていると考えて心の状態にフローを生み出すのがライフスキル脳だ

ディファレント思考
マルかバツかの正誤思考ではなく、相違思考を働かせる。マルかバツの思考だけでノンフローになってしまう。外的要因に支配されない

フォワードの法則
相手に与えることにより、自分も喜べる。自分にフロー状態がやってくる。心のエネルギーの総和は不変ではなく、いくらでも増やせる(物理学のエネルギー不変の法則は成り立たない)
リスペクト思考
尊重すれば相手のエネルギーは高まるし、自分自身のエネルギーも高まる
サポート思考(応援)
応援することで相手のエネルギーは高まるし、応援している自分自身もエネルギーがわく
アプリシエイト思考(感謝)
感謝も相手のエネルギーを高め、自分のエネルギーを高める。

自分自身の心をフロー化させるために「リスペクト」「サポート」「アプリシエイト」を実践する

バイブレイン
外部の状況を認知脳が判断し、何をするかを明確にしながら、同時に心の状態を外部の状況に支配されることなく、最適・最高のパフォーマンスを出すフロー状態に傾けることのできる集中の達

人をバイブレインの持ち主という。

ライフスキルを鍛えるのは誰でもできるが簡単ではない。一番の理由はライフスキルのは弱くて「揺らぎ」「とらわれ」でいても人は死なないから。
フローの価値を考える。フローは楽しくなる、気分が良くなる、家族が仲良くなる、仕事の効率が上がる、元気になる、前向きになる、ゆとりがでる、成長できるなど自分自身のパフォーマンス

が向上すること、人間関係が良くなるなど非常き大きな価値がある。この価値が明確になっていれば、アンバランスになりがちなライフスキル脳を認知脳に負けず、鍛え伸ばしていける。
24時間にわたり自分に存在している欲求、自分は生きる上でいつもどうありたいのかという欲求にフロー状態が結びつけば、フロー状態になるという価値が確固たる物になり、継続してライフス

キル脳を鍛えることができる。

日々ライフスキル脳を鍛える
知識、実践、シェアを繰り返す。
ライフスキルを鍛え、スキル化するには膨大なエネルギーが必要。このエネルギーの源泉はフローの価値。フローの価値を明確に、自分のものにし続ける

やるべき事、するべきことを明確にしながら、「今い生きる」とういうことを同時に働かせる。今に着目すると意味付けしにくいのでフロー化が起こる
やるべき事、するべきことの中に好きだから動くという好きを見つける
一生懸命やること、そのほうが楽しいという体感が脳に刷り込まれているのでフロー化しやすい。人間は適当にやるより、一生懸命やったほうが楽しいことを知っている

一般的にどんなことをしていても、深い呼吸でかつ笑顔でいればフロー化が起こるのでパフォーマンスの質は高まる。何をすのにも、その時の呼吸と表情を意識する。


認知脳を高めるひとつの方法は期限を決めるという方法がある。
ありがとうの言葉を連発して、期限のあるべきことに取り組むのもバイブレインであり、集中状態がやってくる。


外的要因に左右されることなく、インサイド・アウトが大切。自分の内なる炎から行動を起こす。
自分がどうなりたいのか、どうありたいのかを意識し行動する。
人間には認知脳、ライフスキル脳があり、通常は認知脳が前面に出ている。ライフスキル脳の価値を知り、それを鍛えることで、フロー状態を作り出し「ゾーン」に入りやすくなる。
ライフスキルはなくても生きて行くことができるので、無視しがちである。フロー状態をの価値を知ればそれを鍛える事ができる。その為には「言葉」「表情」「態度」「思考」を使う
前向きな言葉を使い、腹式呼吸で、笑顔を絶やさない。前向きの態度でのぞみ、プラス思考で考える。

ゾーンに入る技術 (Forest2545Shinsyo 34)

ゾーンに入る技術 (Forest2545Shinsyo 34)