思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき


第一章 思
まず最初は「明確な目標」を持つ
不動の信念に支えられて、願望(目標)を最後まで追及する、という強い意欲(モチベーション)が人生を大きく左右する。このような能力は誰もが持っている。

大きな成功は人々が敗北感に屈してしばらく達した時にやってくる
成功は成功を確信する人のもとに訪れる。少しでも失敗を意識すれば失敗する。
心で考え、できると信じたことは実現できる

第二章 望
明確な願望を持つ。燃えるような願望や目標が、確固たる行動に転化したとき、あなたの夢は実現する
欲しいものは自ら求め、手に入れよ
自分の欲しいものを本当に手に入れることができるのだと自分自身で確信するようにならない限り、莫大な富を手に入れることは到底できない
チャンスは準備をしていた人間のもとに飛び込んでくる
自分で認めない限り「限界」などというものはない

第三章 信

信念というものは、願望という、形を持たない一種の思考を、物理的な実体あるいは現実的事象(たとえばスポーツで優勝する)に転換する。すなわち信念によって、思考は現実化する
過程と結果を同時に鮮明化にイメージし続けると、あなたは自然とその望ましい家庭通りの行動を起こすようになり、そして、また望ましい結果へ向けた正しい方向へ足を運ぶ用になる。
信念は鮮明な願望あるいは目標設定によって、そしてより積極的な方法としては深層自己説得によってつくりだすことができる
人は自分の心のなかで繰り返してきた言葉を、最終的には信じるようになる

人生の戦いに勝つのは必ずしも最も強くて、もっともすば知っこい人ではない
最終的に勝利をおさめるのは”私はできる”と思っている人

信念は限界をぶち破る役目を果たす

あなたが求める富によってあなたの人生が決まる


第四章 復

深層自己説得とは、私たちが五感を通して自らの心に与えるメッセージや説得のことであり、意識的な思考を潜在意識に教え込もうとするもの
願望を書き出し、感情を込めて読むのはもちろんだが、それを繰り返し行うことにより、願望に信念という力が加わる。感情のこもっていない言葉では潜在意識に影響をあたえることはできない。

人間は自分の運命を自分で決められる唯一の動物。なぜなら、自分の潜在意識をコントロールする力を持っているかいら

第五章 専

知識は富を得るという明確な目標に向けて体系化し、活用しなければ、富の蓄積には結びつかない
知識が力になり得るのは、知識が目標に向けた行動プランの中で活用された時だけである

低い地位では毎日の決まりきった仕事に追われ、あくせくし、それが修正となり「型にはまった人間」になってしまう
たとえ一段でも二段でも上に上がることは重要であり意義深い。一段でも高い地位にいれば、周囲がよりはっきり見えてくる。

第六章 想

改良的想像力 古くからある概念、アイデア、計画などを新しく再構成したもの
独創的想像力 ひらめき、インスピレーション

改良的想像力にしろ、独創的想像力にしろ使えば使うほど鋭敏になる

目に見えない願望を現実の富に転換させるには、願望実現の設定からその実現までの行動計画が必要である。それらの行動計画は想像力によって組み立てられるもので、しかも、改良的想像力が使われるのである

願望とは、思考のひらめきである

コカ・コーラ アサ・キャンドラーが薬剤師ジョン・ペンバートンから1750ドルで古びたヤカンとパドル(かき回し棒)、秘密の公式を書いたメモを買い取ったことから始まった。アイデアが富を生む

「明確な目標」と「完全な行動計画」があればアイデアを富に変えることができる。勤勉さと正直だけが富を築くのだと思っているなら、思いなおそう。まじめに働いていれば金持ちになれるというのはとんだ誤解。莫大な富は努力だけでは手に入らない。強烈な願望と不変の法則の働きがなければ手に入らない。偶然やまぐれとも無縁である。

第七章 計

最初の計画に失敗したら次の計画を立てよ

落伍者に勝利はない。勝利者は決して途中で諦めない

あなたの将来がどの程度輝かしいものかは、あなたが他人に提供するサービスの質と量とサービス精神によるのである。QQS、クオリティ(質)、クォンティティ(量)、Sサービス

「脳力」は効果的に使いさえすれば、事業においては金銭よりもはるかに大きな価値を生み出す。なぜなら「脳力」は不景気の影響も受けず、言い換えれば不況期を通じて恒常的に減価しえない資本の一形態であり、資本は盗まれたり、使えばなくなってしまう心配もない

身につけた知識の用い方を知っている人が富を得る。それを知恵と呼ぶ

ビジネスや人生で失敗の大きな部分を占めているのは「時期を待ったばかりいる態度」待つ必要はない。待っていてもチャンスはやって来ない。今すぐ始める

他人にむやみに文句をつけるような性格では成功はおぼつかない

的確な判断を下すためには、事実を収集する努力が必要だが、このような基本的なことすら怠る。人々は憶測や早合点による考えにとらわれて行動するが、当て推量が的中することは極めて少ない。

富を築き、それを合法的に所有する方法は、人々に有益なサービスを提供すること

第八章 決

成功者は例外なく素早い決断力を持っている。また半面、一度下した決定を変更しなければならないときは、慎重に時間をかけて新たな決断をしている。それに反して、富を築けない人々は、決断を下すのが遅く、また、一度下した決定を変更しなければならないときはとても素早く、しかも頻繁に行う。

他人の無責任な意見に振り回されるのは、あなたの真剣な願望が確定していないことを意味する。

やりたいことは、まず行動によって示せ

自分の進むべき道をよく知り、それを目標にして行動する人にだけ、世の中はチャンスを提供しているのだということを決して忘れてはいけない。

決断力の欠如こそが失敗の最大の原因である。他人の意見も大切だが、それに惑わされてはならない。あなたの人生はあなたの意志で決まる。

第九章 忍

失敗は諦めない人にとってのみ成功への一里塚となる

どのような最低の失敗でも、そこから何の利益も得られないということはない。その失敗を別つの面で成功に結びつけるのは当人の心構え次第なのだ。たとえそれを成功と結びつける接点が殆ど無くても、全く無いなどということはない。

失敗や逆境の中には全てそれ相応かそれ以上の利益の種子が含まれている

悲しみや失敗や挫折が起こるたびに、それは来るべき、更には豊かで素晴らしい経験へと鍛えなおされ、強化されるのだと考えれば良い。

エジソンの聴覚障害
耳の聞こえないことで大いに助かりましたよ。くだらないおしゃべりを聞かなくて済みますからね。それで”内なる声を聞く”事ができるようになりました

成功者は常に上向き。失敗を後ろに置いてくれば、失敗はついてこないことを知っていた。

一センチ余分に進む
プラスアルファの魔法。与えられている給料や報酬以上のサービスをする。自分が必ずやらなければならないことにプラスアルファをつけるようにする。

エンスージアズム(熱意)
成功しようとする人はエンスージアズムがなければならない。
明確かつ特定の目標を持つ。これが自分自身の魂の一部になっていることが、エンスージアズムにとって一番住みやすい環境である。
エンスージアズムがあれば、困難を感じることも単調であることもなくなる。体に活力を与える。
願望や目標を実現させるための計画を開発するのは自分自身。誰もそれを止めることはできない。エンスージアズムを持つことも誰もとめることはできない

第十章 協

マスターマインド
思考のバイブレーション
二人以上の何らかの願望や目標を持った人間の集まりで、空らの人々の間で行き交う波長のあった思考のバイブレーション
2つ以上の頭脳が調和のとれた協力をすれば、超越的とも言えるエネルギーを作り出すことが出来る

第十一章 動

人間の忍耐力とはその人がやっている仕事を好きか嫌いか、あるいは愛するかどうかということによって決まってくる。
報酬以上のサービスをすることは必ず報われる
第一に幸福を得るという報酬がある
第二に目先の収入はともかく、生涯収入では消して引けを取らないいう極めて単純な結論がある

報酬以上の仕事をする人は物質的報酬が高いだけではなく、幸福感と満足感を与えてくれる。(経験も与えてくれる)

欠点をプラスのエネルギーに変える
人生というのは障害と困難の克服なのだという理解をする

賢人は常に自分を攻撃する者たちの側に身を投じる。自分の弱点を知るということは、敵よりも自分にとって利益のあることである。

強さは抵抗することによって育つ、というのは普遍の真理

前回よりも常に優れたものを提供する。これを実践することによって、あなたは最高の教育を受けることになる。報酬以上の質と量のサービスをするとき、どこの誰よりもその努力から利益を得ているのでよある。

第十二章 潜

潜在意識に受け入れ安にのは、理路整然たる理性ではなく、感情的にな思考
感情には積極的なものと、消極的なものがある。絶えず消極的な感情が「思考のヒラメキ」の中に入り込まないようにし、積極的な感情を潜在意識が受け入れるように努力しなければならない

第十三章 器

ブレインストーミング お互いが心を刺激し合うと、不思議なことに今まで経験したこともないような知恵が湧いてくる

第十四章 感

第六感は成功哲学の頂点となるもの。第六感はまた、本書に示した他のすべてのノウハウをマスターすることによって、初めて体得し、理解し、応用することができる
勘や第六感はインスピレーションと同じように、限りある「意識」と「無限の知性」とを直接につなぐものである

第十五章 転

性的エネルギーは人間の感情の中で最も強いものであり、これを上手に転換してけば偉大な成功をおさめることが出kる

第十六章 敗

どんな失敗にもそれに見合った利益の種子が含まれている。それを見つけ出し、芽を出させ、豊かに実を結ばせるには、人それぞれが目的を明確に持って積極的に独創力を働かせなければならない

失敗に反応する向きが問題。どう反応するかはいつでもその人に完全に任されている
どのような現実であれ、失敗として受け止めない限り、失敗はこの世には存在しない。
勝利者は断じて諦めない、諦めるものに勝利はない

第十七章 悲

悲しみも失敗と同じように、恩恵になるか災いになるかは自分の反応次第。腹を立てずに、自分の鍛錬に欠かせないものとして受け入れれば、悲しみは大きな恩恵を与えてくれる。
悲しみは人間を動物的なものから区別する自然の根本的な摂理である。
悲しみはそれを体験する人の魂をたかめ、混迷の世の試練と苦難に立ち向かう勇気と信念を授けてくれる。悲しみを災いとしてではなく恩恵として受け止める

第十八章 恐

不安 優柔不断と疑念という2つの敵のために、自ら創り上げてしまった

人間は誰でも、自分の弱点を改善しようとすることについては、本質的には怠け者である


思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき

思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき