人を動かすアフォリズム 本田直之

本田直之「人を動かすアフォリズム」90


アフォリズム 物事の真実を完結に鋭く表現した語句

専門知識としては高度に専門化されたもの
ここの専門知識をたのせんもんちしきとけつごうしてはじめて生産的な存在になる

ドラッガー 「成果を上げている人に共通しているのは、自らの能力や存在を成果に結びつける上で必要とされる習慣的な力である」

リーマン・ショック後の世界経済は低い経済成長率が向上化し、投資、雇用、生産性と言ったすべての成長が危機前よりも弱くなり、それが当たり前となることをニューノーマルという。
だれにでも平等に与えられている時間の有効活用こそ、ニューノーマル時代の成功の極意。
仕事の時間と家族の時間を分けずに、自分の時間を全体的に最適化する(クラウド、IT機器の活用)

ジョン・ネスビッツ 「何事にも変更と訂正と自問なしに成長はなく、正しくある必要はないのだと理解されれば、常識から解放され、柔軟な発想を取り戻すことができる」

特化か、それとも衰退か より限定された分野におけるスペシャリストとして自分を位置づける

つまらない仕事と周囲が考えている仕事こそ進んでやるべき。ちっぽけだと思われている仕事ほど、周囲の予想以上の成果を挙げることがたやすく、かつ、そのせいかは大きく評価される

基本的に脳は怠け者。
大変な仕事をするときは”助走”がいる。短時間の集中ですむ作業を連続させる

人生を変えるにはまず、脳の仕組みを知らなければならない。
大脳皮質は「小さな質問」を好む

脳科学では、前向きの思考の明るい性格によって脳は最も機能し、小さな仕事を連続でこなすことで、仕事の効率が上がり、難しい課題もクリアできる。

ダーウィン 「最も強いものが生き残るのではなく、最も賢いものが生き延びるのではない。唯一生き残るのは、変化できるものである」

本人が変わりたいと思わなければ人間は変わらない

「失敗」と書いて野村監督は「せいちょう」とよむことにしている

中村俊輔 「細かいことを感じるか、感じないか、考えるか、考えないかで人の成長は違ってくる」
「足りないものがわかればそれを埋めることを考えればいい。何もわからないより、よっぽど素晴らしい」

「子曰く、学んで思わざれば則ちくらし。思うて学ばざれば則ちあやうし」
不断の勉強。さらに人から教えてもらいながら、自分でよく考えて、それを実践で生かすこと

人生は60%確実だと思ったことは成功するのである。100%の確率まで待っていたらチャンスは逃げてしまう。
速度を制するものが勝つ。いかなる仕事であれ時間短縮が重要

外部要因思考では決して成功や幸せを掴む事はできない。失敗の原因を、環境や他人に帰着させることなく、すべてを自分のせいだと考える内部要因思考で生きなくてはならない

知識労働者のほとんどが、自らをマネジメントしなければならなくなる。自らを最も貢献できるところに位置づけ、常に成長していかなければならない
自ら未来をつくることにはリスクを伴う。しかしながら、自ら未来をつくろうとしないこほうが、リスクは大きい


今後のビジネスの方向性を決定づける一言 「買い手に主導権が移動した」

あきんどに定禄なし、稼ぐは一生のつとめ
定収入といったものはなく、商売の利潤しか収入を得る道はない

「危は機なり」経営者が事業の不調を不況のせいにし始める時こそ「機」チャンスはある
「ヒキとサツアイ」商売がうまくいくためにはまずは経営者に魅力がなければならない。いつも笑顔で決断力があり、この人と合っていて損はないと相手に思わせる魅力。そうした魅力を備え、しかも、「サツアイ」(挨拶)を欠かさないのが商人の基本

全ては自分の責任である。他人を責めても何も生まれない

何を始めるかに最も時間を費やすべし 大局、中局、小局と三段階に分ける。大局の判断を誤らないようにする

安売りには必ず終わりがやってくる 利益率が低い商売は、景気がさらに悪化した時命取りになる。では、どうするか?「価値を創造せよ」規模が小さくても高い利益率を確保することを最優先にするべきである。

大切なのは何を話すかではなく、むしろどう話すか、十分に準備をする

ブライアン・トレーシー スピーチでの重要事項 「絶妙な”間”をつかむ」
スピーチが成功するか否かは90%準備で決まる

話を聞く時には、表面的な言葉ではなく、目の前の相手の「気持ち」に注目することが大事
会話は技術よりも思いやり

出会ったらすぐに挨拶すること。これだけで日本人のパーティ下手がずいぶんと変わる

朝一番に最も重要なタスクを片付ける

80対20の法則は1897年にイタリアの経済学者であるヴィルフレード・パレートが発見した「パレートの法則」がオリジナル。人口の比率と総資産総額の比率に数理的な寛解を見つけた

ブライアン・トレーシーは「責任ンを取れない人は、自分が犠牲者であるかのようにふるまいがちだ。だが、そんな人は力強さや革新的な思考とは無縁の”人生を諦めた消極的な人”である。」

習慣化とは「すべて後天性である。幸いにも悪しき習慣はあとから取り除くことが出来るし、代わりに良い習慣を取り入れられる

本田直之「人を動かすアフォリズム」90

本田直之「人を動かすアフォリズム」90