ブライアン・トレーシーの話し方入門  ブライアン・トレーシー

ブライアントレーシーの話し方入門



優れた話し手になる4つのD
1.願望(Desire)
2.決心(Decision)
3.訓練(Discipline)
4.決意(Determination)

アリストテレス リーダーに不可欠な要素
「ロゴス(論理)」「エトス(倫理)」「パトス(感情)」

ロゴスはあなたの主張における論理、言葉、論拠
エトスはあなたの性格、倫理観、話をするときの信憑性をいう
パトスはあなたの主張の感情的な部分であり最も重要、人々の共感を得、心底から感動させることが出来なければ、考え方を変え、特定の行動を取らせることはできない

喉頭のメッセージには「言葉」「口調」「ボディーランゲージ」がある

ゆっくり話せば、言葉が明瞭になるし、理路整然と感じられる。口調も心地よく、好ましくなる。そして、微笑みかければ、温かさ、好意、歓迎の気持ちが伝わる。

話し方の技術を身につける方法はただひとつ、ひたすら練習をして繰り返す事が必要

人から学ぶ
どのように本論に入り、どんなユーモア、実例を用いるか、話をどうまとめるか、どう締めくくるかを考えよう。最高レベルのスピーチを聞こう

出発点は聴衆である。重要なのは聴衆であって、あなたではない
顧客を十分に理解しようという気持ちでやる

事前に入手すべき情報
相手が何を望んでいるか
地域の状況

効果的な準備の仕方
白紙を用意し、講演の表題を一番上に書き、次に目的をその下に書く
講演で使うかもしれないアイデア、フレーズ、統計、実例、図解などを思いつく限り書きだす

PREP法
P:観点(
Point of view)あなたの考え、アイデア、事実を述べる
R:理由(Reasons)観点の論拠を述べる
E:実例(Example)実例を示す
P:観点(Point of view)


ワイパー方式

一枚の紙に中央線を引いて、左の側には述べたいことや事実、主張を書く
右側には、その事実を立証したり、示唆したるする実例や逸話を書く

パワーポイントのテキストは少なく
使用しているときは聴衆の方を向く
パワーポイントは道具であり、中心は話し手。論点を明確にする手助けをする道具にすぎない

話しての成功の優に90%はどれほど適切に、徹底的に準備するか
よく構想をねり、しっかり準備すれば演壇に立ったときに一層地震が湧いてくる

人前で話す恐怖を含めて、恐怖心は後天的なものであって、意識的に捨て去ることができる

恐怖や緊張を感じるときは「私はできる!」という言葉を繰り返そう「できない」と思うから怖いのだ

非常に優れたスピーチをしている自分の姿を、ネイル前にありありと思い描く、潜在意識をうまく利用する

心理学者ウイリアム・ジェームズ 「ある気持ちになる最良の方法は、すでにその気持ちになっているように振る舞うことだ」
行動は感情より、はるかに強く意思の支配を受ける。すでにある気持ちを抱いているように振る舞えば、字っっ歳にその気持ちを誘い出す引き金になる
スピーチをする前にすでに終わったところを想像する

言葉に表し、ありありと思い描く、感情に働きかける

土壇場で自信をつける
会場を点検する
早くきた人たちと話をし、講演中に、先ほど雑談した人を聴衆の中に見つける。彼らと会話しているように彼らをまっすぐみて微笑もう

リラックスするための呼吸法
ゆっくり息を吸い、息を止め、息を吐く、各7秒づつ、7回繰り返す。副交感神経を刺激する

立ち上がって話をする前に、つま先を小刻みに動かす
深呼吸し、肩を回す、手をぶらつかせ、つま先を動かす

「演壇の特権」
演壇に立つときはこういう人達に自分の考えを語れるという素晴らしい特権を得ているのだと考えよう

服装や身だしなみはすべてメーッセージである
第一印象は最初の30秒で決まる。印象、服装、身だしなみ、姿勢は極めて重要である。

話を始める前に、聴衆との間に橋を架ける


少人数での会議

会議では始まってから5分以内に一回は質問か発言をして存在感を示そう

説得力を高める6つの秘策

1.相手を受け入れる
2.感謝する
3.褒める アブラハム・リンカーン「誰でもほめられるのが好きだ」
4.賛同する
5.気を配る
6.一致点を見つける

褒めるときは人前で、叱るときは内々に」

どの分野でもプロは準備を怠らない


少人数のプレゼンテーション
「弁護士方式」
自分の主張由り先に、相手の主張を考える
共通の恐怖を理解する
大帝の大人は人に操られるのを嫌う
そこで有効なのは「ソクラテス方式」何かを提案するとき、誰もが賛同するような事実から話し始める

影響力のある人は、みなゆっくり話し、明瞭に発音し、自信を持って意見を述べる。大きな声で自信に満ちた話し方は、力強く、聞き手の心を揺さぶる

みんなに聞こえるように
目標はステージの一番遠い咳の人々に声を届かせること

絶妙な間をつかむ
理解の間
一つの文や論点の終わりには必ずひと呼吸を入れるようにする
ドラマチックな間
特に印象づけたい箇所の間
強調の間
キーポイントを強調するために使用する
文章完成の間
これまで表明したり、誰でも知っている文句を引用したりするときに使える

トーンとスピードに変化をつけ、「間」を取り、客席の最後列まで声を届かせれば、どんな場合でも効果的に話すことができる

講師の評判は良し悪しにかかわらず瞬く間に広がる
プロの講師に依頼しようとする人たちにとって、上司と聴衆が喜び、結果的に満足するという確信がまず必要

パイロットが毎回、チェックリストのすべての点を確認するように、プロの講師は話す直前まですべての部分を繰り返し見直す

キーパーソンの名前を頭に入れ、講演の中にその内容を挟む

聴衆はあなたが見え、あなたの姿もはっきり見え、メモを取ることもできるように会場は明るくする

講演者に近いほど、聴衆は楽しめる。間近デジ化に講演者を見たほうが集中できるし、満足感も大きい
最前列の席をステージから3メートルから6メートル離して設ける会場施設も珍しくなく、「通りの向こう側への呼びかけ」と呼ぶ
なるべく近くにしたほうがエネルギーが伝わる

ハンドマイクを使うときは、口のすぐ近く、だが顎のすく下に来るように握る。マイクを正面に持ってくると顔が見えなくなってしまう。

演題に寄りかかってはいけない。寄りかかるといい加減で、だらしない印象を与えてしまう
望ましいのは、演題の横にたってしゃべり、原稿に目をやるときだけ演題の後ろを通る

念入りに点検する
プロの技師が間違った設定をすることは驚くほど多い
聴衆に向かって話をする前に、自分で準備し予行演習をすること

結びの文を練る
何を言うにしろ、最後に感嘆符がつくようなものにする。終わりに近づくにつれてエネルギーを高め、テンポを上げること。力を込め、調子を強めて話す。最後の論点をしっかり理解させよう。
あなたの求めることを明確に示さなければならない。

人はあなたを信用すればするほど、たやすく説得される

販売を目的としないプレゼンでも冒頭に「苦痛」「問題」「ニーズ」「目標」の一つないし二つを取り上げ、これから述べる話の中で打開策や解決策を示すつもりだということを行ったほうが良い


ニーズを特定せよ
相手が自分には取り除きたい苦痛があり、解決すべき問題があり、満たしたいニーズがあり、達成したい目標があることを認めたときに初めて、あなたは製品やサービスを理想的な選択として提示することができる。

拒絶はあなたに向けられたものではない
断られるということに対して、問題は自分の恐怖心と契約に持ち込む質問ができないとういうこと
拒絶はあなた個人に向けられたものではないことを理解すること

ブライアン・トレーシーの 話し方入門 ー人生を劇的に変える言葉の魔力

ブライアン・トレーシーの 話し方入門 ー人生を劇的に変える言葉の魔力

  • 作者: ブライアン・トレーシー,門田美鈴
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2008/07/17
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