コクヨの1分間プレゼンテーション


プレゼンテーションはシナリオ、話し方、資料作りの順で準備をする
適切なシナリオを作成し、それをいかに適切に話し、伝えるかが重要

疑問→結論→理由の順で話を組み立てる

疑問編

プレゼンの入り口をつくる
相手も認知していて共有化できる話題から話を始める

オープンクエスチョン 疑問を作る
パターンとして
選択基準は何か
普段はどうしているのか
秘密・秘訣は何か
人気の理由は何か

問いかけても答えは期待しない、

セオリーを否定して話を始めることも効果的。何が大切なのかを思い描かせる

結論編

自分が何を言いたいのではなく、聞き手の主語で考え、提案する

3位8割思考
言いたいことの上位3つ程度で、主張の8割くらいを占める
聞き手が創造しているよりも一段深いことを言う


理由編

聞き手に納得させて行動につなげるには「頭で理解し」「心が動き」「背中が押される」ようにする
納得できる種明かしをする
比較するものがあると伝わりやすく、選びやすい

何が課題なのか、ビフォーをしっかい伝えることで、結論の説得力が増す

専門用語語は聞き手の誰もが知っているとは限らない

説明の前に「ちょっと想像してください」

具体例があるとイメージが浮かび、記憶にも定着しやすい

数字は比率で示すと、より理解しやすい

自らの経験を「数値化」し、伝える

許容範囲のデメリットを言って、それに勝るメリットを直後に伝える。
デメリットを最後に行ってしまうとネガティブな結論を誘導してしまう

反論を想定し、皇帝の伝達に置き換える

体験談や心の動きで共感を呼ぶ
「私もはじめは疑っていました」
「評判のとおりでした」

「困難」「きっかけ」「劣等感」のエッセンスが入った話をする

話の内容よりも誰が言っているのかに影響されやすい
著名人の言葉を借りる

決めゼリフをしっかり言う


話し方編

発言していると心のなかの状況はしっかり聞き手に伝わる
心を込めて話をする

ゆっくり話すのではなく、2秒以上の間を取るつもりで話してみる

「え〜」「あの〜」はNG

説得力が増す 低い声
勢いが出る 高い声

基本的には「です」を増やし明確に言い切る
反対意見がありそうなときは「考えられます」「思います」

「。」「!」語尾までしっかり伝える
「大切・重要」や「問題・疑問」と言った言葉は文頭に持ってきて話の筋を明らかにする
「大切なのは〜」「問題は〜」「重要なのは〜」

相手をよく理解して、表情が何を言っているかを感じる
相手の表情とキャッチボールする

会場の一体感を高めるためにも手前両角の人をしっかりと見る
キーマン、意思決定者をみる
うなずくをみる

体の動きは無意識に現れるので、意人を見る
両足に均等に力をかけて、ビシッと立つ

手のポジションは体の横
手のひらを聞き手に見えるようにしながらうでをハの字に開く、そこで手を動かしなら話す

ここぞという時にジェスチャーを入れる

プレゼンを受けた人が他者に説明しても伝わるくらいに噛み砕いた内容であることが大切

「大きな声」はしっかり意識しないと出せない

プレゼンは長さが違っても「疑問」→「結論」→「理由」の流れを維持して、各パートを深堀りしていくというやり方を維持する

本番では少し早口で話せばなんとかなるとうものではなく、ページを飛ばして時間内に収めようとすることは辞める
時間を守ってプレゼンする

5×7.5cmの付箋を用意する
しなりをイメージしながらアナログでB4(A3)用紙に貼りながら構成を考える

表紙のタイトルは無難なものより提案趣旨がわかり、サブタイトルで提案の内容のヒントが漂うなモノにする

目次は3〜5程度の中分類で記載する

各シートでは言いたいことが2つ以上にならないか注意

フォントは基本は1種類、基本はゴシック体

文字を強調したいときはボールド(太文字)にする(斜体は避ける)
文書の文字の一部だけを大きくしたり、色をつける

文章を単純化する
40ポイントで18文字
24ポイントで30文字
基本的には1行で収まるようにする

語尾が「ですます」「である」のどちらかに統一

図形にも意味がある。しっかりとしたデータは四角で囲み、コンセプトなど柔らかい概念は楕円で囲む

三角形の矢印もOK

マイルストンはひし形表現

プレゼンツールは適切に使用する
画面に写り込まない
聞き手の顔を見てプレゼン
ポインターはしっかり使えるようにする
スライドの動きはスムーズに
ポインターの先はぐるぐるさせない

1分間でプレゼンテーションするということは時間を意識して伝える努力ができるということ
最大限有効に時間を意識して話をする
徹底的に聞きての立場に立ちつつ伝えることが大切


まとめ

時間を圧縮して大切なことをわかりやすくする、つまり情報圧縮する。
疑問→結論→理由で構成する
資料作りからプレゼンを作ってしまうが、まずはシナリオを作り、話し方を考えてから資料作りをする。
いきなりデジタルではなく、アナログツールを使って構成を考えよう。
プレゼンは両角の人を見て、相手の表情を伺い、会話をするようにすすめる。ゆっくり話すのではなく、間と十分に取る
自分がないを言いたいのではなく、聞き手の主語で考え、提案する

コクヨの1分間プレゼンテーション

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