第3の案 成功者の選択


シナジー 全体は部分の総和より大きいという自然の法則

ジレンマの角
2つの選択肢しかなく、どちらも恐ろしい選択しとなれば、悩みは深くなる。古代ギリシャの人々はこれを「ジレンマの角」と呼んだ
2つの選択肢しかなく、どちらかが間違っていると思い込む欠乏マインドを脱却し、刺激的で創造的な、両者にプラスになる選択肢が無限にあると考える豊かさマインドを獲得する

第3の案を探す始まりは、必ず自分自身である。自分自身は、自分の内側から外側へ出てくる。内面の最も深いところ、土台をなす自信と謙虚さから出てくる。自分を客観的に見つめ、自分の偏見や思い込みを観察し検討することを可能にする自己認識というパラダイムから出てくる

シナジーに必要なのは、「気合」ではなく「合気」であることを忘れてはならない。防御し攻撃するマインドセットではなく、心から尊重し、共感するマインドセットが必要なのである

「ドア・イン・ザ・フェイス」最初に法外な見積もりを出し、商談を進めながら下げていく
「フット・イン・ザ・ドア」相手に最初に小さな譲歩を得て、徐々に大きな譲歩を引き出す
「ローボール」最初の価格は安そうに見えるが必要な物がほとんどついておらず、それらを加えていくと結局は高い値段になる

シナジーが目指すものは単に両者がwin-winとみなすゴールに至ることではない。最大限の価値を生み出すことである

第3の案を引き出すテクニック
プロトタイピング 頭の中を全員が目で見られるようにすること、手遅れにならない早い段階で、すべての問題点をハッキリと認識する
カンタータイピング アイデアを逆さまにする。どんなに奇妙に思えても、社会通念をひっくり返してみる

ギリシャ神話に出てくるクロイソスは莫大な富を持つ王
あなたが大富豪だったらこの問題をどのように解決するtかと考える。そこから視点を下げていき、より現実的なプロトタイプを探すことが出来る

問題の今根本は自分自身の物の見方。どんな刺激に対する反応も自分で選べる。
刺激と反応の間にはスペースがある。そのスペースの中でこそ、あなたは自分自身を見る

トーキングスティック 話し手がもち周りの人は口ごもってもいけない

ドストエフスキー「誰かを愛するということは、神が意図したようにその人を見ること」
アイスマードック「愛とは自分以外の誰かが、実在している事をしるいう、極めて困難な認識である」
ウブンツ 私があなたの人間性よく見て、尊重出来ない限り私も人間にはなれない

トーキングスティック

一次的成功は人格から生まれるものであり、どのように貢献したかで評価される。一次的富とは精神的な富である

誰もが潜在能力を持った力強い個人なのであり、その能力を発揮するかどうかは自分の選択次第

「クレッシェンドの人生を生きよう!あなたの最も重要な仕事は常にまだ先にある」


シナジーとは全体は部分の総和よりもおおきという自然の法則。第三の案を探すには、自分自身をまずみて、相手の話を傾聴し、相手を理解する。他者に対して防御的な態度をとるのではなく、対立点を意識的に探す。そこから効果的な解決策がないか話し合う。単に両者がWin-Winとみなす合意に至ることではない。最大限の価値を生み出すこと。二者択一のマインドセットをすて、第三の案探すマインドセットをもとう。


第3の案 成功者の選択

第3の案 成功者の選択

  • 作者: スティーブン・R.コヴィー,ブレック・イングランド,フランクリン・コヴィー・ジャパン
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