Evernoteとアナログノートによる ハイブリッド発想術 (デジタル仕事術)


アイデアを生むためには手間と時間が必要である

パブロ・ピカソ「子どもみな、生まれながらに芸術家だ。問題はいかにして芸術家であり続けるかということだ」

アイデアパーソンになるためには
種をたくさん見つける
土壌を豊かに保つ
きっちり実を収穫する

種をたくさん見つける
日常的に種を探し続け大量に確保

土壌を豊かに保つ
知識や経験、考え方、価値観
一つの視点に囚われることなく多面的に物を見る
フレームワークやトリガーワードを使う

きっちり実を収穫する
アウトプットする

第2章
気づきメモ
あとで必要になるどろう、興味深いといった心の動きが保存するかどうかの基準

当たり前の感覚ではアイデアのたねを見つけ出すことはできません。「当たり前」を疑うことも時に必要

取ったメモを見返さないのは、メモを取らないことと殆ど変わらない。定期的に見直す、見返しスケジュールを立ててしまう。

第3章

連想法の分類
自由連想法
制約設定法
トリガーワード法
メタ思考法(一段上からみる)

A4くらいの紙、横に使う
罫線はいらない、マス目や白紙が自由発想には良い

また、逆に制約を利用する
マンダラート、正方形を分割した3×3のマス目を使う。中心にテーマを入れて周りを埋める→「窮鼠猫を噛む」方式

IDEAPAPER
独自のイラストが書いてあり、そのイラストが連想を刺激する→「瓢箪から駒」方式



一人ブレスト
マインドマップの前段階として、単に紙の上に殴り書きをしていく。それが終わったら書きだしたものをぼんやりと眺め、次にマインドマップにとりかかる

トリガーワードを持つ
何が一番重要か
逆から考える
俯瞰してみる
凝視してみる
まとめてみる
極端に大きくしてみる
できるだけ小さくする
分割してみる
似たものを探す

新しいトリガーワードに気づいたら取り入れていく

トリガーワードは色々あり、自然に使っていると、その視点から見た思考が自然に出てくる

連想は「きっかけ」によって引き出される
心地よく連想を広げられるツールを使う

発想
最終的に相手に伝達できるかどうか、そして、それを実現するためには何が必要なのかを見つけること


第4章

アイデアを整えるための3つのポイント
要点を見つける(キークエスチョン)
構造化する(目次づくり)
ストーリーをつくる(ストーリーライン)

目次づくりで情報に構造を与える
キークエスチョンで一番重要な要素が見出せているならばトップダウン
一番大きな要素を作り細分化を進めていく
アウトラインエディタはトップダウン式ですすめるには調度良い

ボトムアップ
小さな要素をグループ化して、中くらいにし、中くらいから大きな要素をつくると階段を上がっていく
マインドマップが適している

整想 量から質へのアプローチ
相手に理解してもらうために、「どのように伝えるのか」を考える行為が大切

要点を見つける、構造化を行う、流れを作る


普段から心に引っかかったものをいつでも、どこでも直ぐにメモを取る習慣を身につける。そして一箇所にその着想を集めておき、定期的に見直す。そこで得られた着想からアイデアを広げには、ここちの良い制約の外れた道具を使う。発想の方法にも自由発想、制約発想、トリガー・フレーズなどツールがある。一つにかぎらず様々な方法を試す。次に整想に移る。紙の上でボトムアップトップダウンなどある程度まとめた後に入れ替え作業が楽なデジタルツールを使い、アウトラインプロセッサマインドマップを作成し考えを整える。