できる人の仕事のしかた リチャード・テンプラー

できる人の仕事のしかた

21.気づいてもらえる存在になる一番の方法は、自分の仕事を誰よりもうまくやること。仕事をうまくやる一番の方法は、仕事にすべてを捧げること

25.引き受ける仕事を選ばなければならない。自らの仕事を引き受けるのは、本当に感謝され、自分にとってもプラスになると確信できる時だけだ

27.自分だけの仕事を作るとは、「まだ誰も手を付けていないが、組織全体にとって役に立つ分野」を見つけること

29.期限は必ず守り、できるといったことは必ずやる。約束以下の仕事は絶対にしない。

34.同僚のミスの原因を突き止める最善の方法は、困っている同僚を助けることだ。そもそも仕事で誰か仕事で失敗するのは避けられない。同僚のミスの挽回を助けるのは当然のことで、更にその原因を学べるというおまけがついてくる。同僚が失敗したら、「自分はあんなミスはしない」と慢心するのではなく、真摯な態度で失敗の原因を突き止めるようにする

35.仕事は楽しい、この言葉を、自分の胸に刻みつけよう。交渉を楽しみ、日々直面する難問を楽しみ、ストレスと失望を楽しみ、見えない未来を楽しみ、自分の真価が試されるような状況を楽しみ、新しい成長曲線を楽しむ

38.同僚の愚痴には頷きながら同意し、しかし自分は絶対に愚痴を言わない

40.仕事への情熱そのものの意味は、自分の仕事に責任をもつということだ。大切なのは結果であり、その結果を出すまでにかかった時間は関係ない

42.時間の管理上達のために、管理しなければならないものは、時間以外に、もうひとつあり、それは、”エネルギーの管理”だ。仕事にはかなりのエネルギーが必要であり、仕事に必要な分のエネルギーをきちんと確保しておくことはあなた自身の責任だ

56,自分だけのスタイルを確立する。時代を超えた正統派スタイル。上質なものをきちんと使う

58.身だしなみに注意を払う。毎日就職面接のような気持ちで臨まなければならない

61.魅力的な人というのは、いつも自分が見られていることを意識している。歩くときは背筋をまっすぐ伸ばす。自信に満ちた足取りで歩くこと。前向きで、オープンで、幸せで、自信に満ちた印象を与えなければならない

63.あくまでリラックスして自制心を失はない。非常時でも決して慌てず落ち着いて適切な処置を下す。いつでも冷静沈着

70,業界で目標の地位に到達するためにはどんなステップが必要かを考える

72.一ヶ月プラン、一年プラン、5年プランをたてる。一ヶ月プランは現在行っているプロジェクト。一年プランは、計画段階にあるプロジェクト。五年プランはアイデア、祐貴名、目標、希望など。すべてのプランに具体的なステップと、必要な行動を書かなければならない

83.欠点を直して完璧になろうとするのではなく、欠点と折り合いを付ける方法を学ぶのが正しい

85.重要なタイミングを見極める。

89.偶然のチャンス到来を、あらかじめプランに組み込むことはできないので普段から準備を怠らない

95.うわさ話を非難してはいけない。ただ自分からは何も言わず、聞いたことは誰にも伝えない。仲間に見せかけておいて、実際は全くうわさ話に参加しないという技を身につける

98.状況にかかわらず、嫌われ者を弁護する。いいところ必ずあるし、見方につけることができる

105.質問を習慣とし、質問力を身につける

134.最高の自分になりたい、最高の仕事をしたいという向上心こそが原動力のはずだ

136.ルールは人それぞれ。自分以外の人はそれぞれ違うルールで動いていると考えておく

141.仕事を人生の全てにしない。あたなは生きるために働いているのであって、働くために生きているのではない

150.相手に合わせて接し方を変える。相手に合わせて態度を切り替える

153.完全無欠の上司というものも存在しない。上司を良く見せようとする努力は、いずれ必ず気づいていもらえる

163.他の人が余暇の時間をどう過ごそうと、人生をどう生きようと、あなたには関係ないことだ。賢く自分が進む道に集中し、他の人が選んだ道はいちいち気にすることはない

165.群れに溶け込むとは、その他大勢の取るに足らない存在になるという意味ではない。必要なのは集団心理を理解することだ。「羊の皮をかぶった狼」を目指す

183.目標をすでに実現した前提で行動する。正しい行動様式を身につけなければならない。正しい服装をして、正しい話し方をして、正しい行動をして、正しい応答をして、正しい態度を身につける

187.「ふざけた子供」ではなく「楽しい大人」としてみられることが大切だ。いざ仕事を打診されたときはその仕事が出来るようになっていなければならない。

194.争いの時は、何があっても真ん中の非武装地帯から外に出てはいけない。あくまでも中立の立場を貫き通さなければならない。

196.本当に意見を言っていいのは、意見を求められた時だけだ。その意見を求められた時に備えて、自分の考えをまとめておく。その意見をはっきりと、わかりやすく、正確に伝えるシュミレーションをする。言い方を工夫し、実際に採用される解決策であるかのような雰囲気を漂わせる。

199.なだめ役を務める。上司の対応を批判するのは厳禁だ。よく思っていないことは態度で示し、絶対に口に出してはいけない。

200.カッとなる状況でも平静を失わずにいる。ただ天に目を向けるだけでいい。目の前での争いではなく、もっと高い次元から問題に目を向ける。不満は少しずつ吐き出すこと。自制心を失うまで我慢をしてはいけない

201.常に前向きの発言を。それが無理なら黙っている

 

 

仕事は常に前向きに楽しくやる。仕事は楽しい、日々直面する難問、ストレス、新しい成長曲線を楽しむ。最高の自分になりたい、向上心が原動力になる。しかし、仕事を自分の人生のすべてにはしない。生きるために働いているのであって、仕事のために生きているのではない。

 

できる人の仕事のしかた

できる人の仕事のしかた

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