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水野学:センスは知識からはじまる

 
 
5.企画とは、アイデアではなく「精度」こそが重要
6.アウトプットは、地道かつごく普通のインプットをしたり、徹底して段階的に考えたりした末の結果
18.「センスの良さ」とは、数値化できない事象の善し悪しを判断し、最適化する能力
20.普通とは「いいもの」、「悪い物」がわかり、その両方を知った上で「一番真ん中」がわかるということ。普通を知っていればありとあらゆるものが作れる
48.「美しい」という感情は基本的には未来ではなく過去に根ざしている
63.組織として効率よく勤勉に働く。それは今も変わらず大切なことであるが、時代が誘う津にのステージに向かうためには、それだけではたりない。センスが必要になる
70.どんなにいい仕事をしていても、どんなに便利な物を生み出していたとしても、見え方のコントロールが出来ていなければ、その商品はまったく人の心に響きません。センスには「最適化」が非常に重要。センスを磨くには、あらゆることに気づく几帳面さ、人が見ていないところに気がつく観察力が必要。本当に簡単なことを「これが重要だ」と認識し、日々実践して行くこと。その繰り返しを続けることが難しい。
95.センスに自信がない人は、自分が如何に情報を集めていないか、自分の持っている情報がいかに少ないかをまず自覚する。センスとはつまり、研鑽によって誰でも手に入れることの出来る能力
118.積み重ねた知識による検証を、あらゆる角度から繰り返していくことで、精度をクオリティを上げていくことが出来る
120.最終的なアウトプットとは、土台となる知識がいかに優れているか、いかに豊富かで、かなりの部分が決まってくる
139.感覚とは知識の集合体です。その書体を「美しいな」と感じる背景にはこれまで自分が美しいと思ってきた、ありとあらゆるものたちがある
163.旅とは、日常から逃れること。つまり、非日常であること。普段とは違うことを意識的にする。
178.多くの人が冒険もせずにガラパゴスに閉じこもっているのは、おそらく怖いからではなく、面倒だから
182.センスは、誰にでもいくらでも身につけることが出来るもの
 
センスは、ある特定の人に授かった能力ではなく、誰にでも身につけられるものである。身につけるには、より多くのインプットが必要である。人間は自分の安全領域のみで行動しており、何の不自由もない。このガラパゴスに自分がいることを認識し、意識して外に飛び出す必要がある。非日常を多く体験することや、関係のないと思っている世界を、本や雑誌などを眺め、吸収する。気になったこと、琴線に触れた部分に対して、どうしてそう思ったのかを検証してみる。日常でそれを繰り返すことが、膨大なインプットにつながり、知識として蓄えられ、その一部がようやく良いアウトプットとして出てくるのである。出てきたアウトプットは持てる知識で検証し、精度を上げることを忘れてはならない。問題はこの行程続けられるか、多くの人は続けられず、埋没してしまう。この行程を、習慣にして良いアウトプットを目指そう。

 

センスは知識からはじまる

センスは知識からはじまる