中谷彰宏:品のある人、品のない人

 
25.まわりの人のことより、自分がいかに小さな恥ずかしいことをしたか気づくことが大切
27.見返りがなにもないときに、どれだけきちんと出来ているかで品の差が出る
30.休みの時、家にいるとき、遊びに行く時切るきちんとした服をどれだけ持っているかで、品のある人とない人に分かれる
37.自分のほうが立場が上であっても、自分が立ち上がって相手に歩み寄って挨拶や握手握手をする
46.「手があいた時でいいですから」と言い添える人のほうが優先される
49.相手の名前を覚えない限り、自分の名前は覚えてもらえない
54.まわりの品のいい人を見る。何を普段見ているかで、その人の姿勢や品の良さが出てくるようになる
63.汚れが目立つ服を着ている方が、その人の品は良くなる
65.貴族は白いシャツしか着ない
68.品を良くすることは一見手間がかかるが、トータルで見ると信用が生まれ、時間も生み出される
99.品のない人は、最高のレベルをあげようとする。品のある人は、最低のレベルを上げられる
111.自己肯定は、今できない自分を認めながら「自分の伸びシロはこれだけあるから、きっと将来できるようになる」と思えること
115.品のいい人は、朝起きた瞬間から習慣化していることだけをやる
121.物怖じする場所に行くことが、品を良くするコツ
122.品のある人は、常に気節を先取りしている。品のある人は、写真をとった時の服で気節がだいたい分かる
133.物を渡すにしても、話しかけるにしても、運転するにしても、いかに相手に衝撃を与えないか
139.品のある人は、「今、ココ、あなた」を大切にする
141.イラッとしている時の対応で、品の有る無しがわかれる。イラッとしたらダース・ベイダーの曲を口ずさもう
163.整理整頓から、その人の品が生まれる
166.挨拶でその人の品位がわかる。胸で挨拶をし、胸で挨拶を受けることが大切
174.新幹線の通路で、品のある人は自分の前側で人とすれ違う
178.品を良くすることで、はじめて良いサービスを受けられる。お金を払ったからといって、良いサービスを受けられるわけではない
190.品は、目ではなく、体が勝負。視覚ではなく、嗅覚、触覚、味覚、聴覚が大切
200.一人が品良くなることで、まわりの人たちもみんな品が良くなる。「椅子を倒していいですか?」
 
何気ない日常で、なんの見返りもないときに、いかにきちんと出来るかで品の差が出る。最高レベルを上げるのではなくて、最低のレベルを持ち上げよう。何事も丁寧に、衝撃を与えないように心配る。イラッと来た時の対応で品の有る無しがわかる。まわりの人のことより、自分がいかに小さな恥ずかしいことをしたか気づくことが大切。周りの品の高い人達を意識すること、物怖じする場所に行くことが品を良くするコツである。

 

品のある人、品のない人 / 紙一重だけど決定的に違う些細なこと

品のある人、品のない人 / 紙一重だけど決定的に違う些細なこと