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津田久資:あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか

 
38.頭のいい人の条件は、たくさんの知識を蓄えているかどうかではなく、物事を考え抜く力があるかどうかにシフトしている
39.ライバルよりも優位に立ちたいという気持ちがあるのなら、中途半端な勉強を始めるよりも考える力を磨いた方が良い
44.敗北はそもそも回避できたはずのものであることがほとんど。なぜそうなったのかは、それは「考える」力が不足していたからである
68.自分がどの範囲を考えているかを意識できていないために、その「外」に発想が広がっていかない。裏を返せば、思考というものは、対象を意識的に絞り込めた瞬間にぐっと広がる
70.発想を広げるために、「自分が今、何について考えているか」を明確にすればいい。発想に「バカの壁」が入っているということは、「自分が考えている範囲がすべてだ」と思い込んでいる状態に他ならない
74.天才というのは「天才=早熟かつ多作(発想の幅が広い)」天才とは「バカの壁が入りづらい人」
85.人が考えているかどうかを決めるのは、その人が書いているかどうかである
108.発想には必ず「バカの壁」が入ってしまうので、言葉を明確にするというのは、広くアイデアを出すために唯一とり得る道
138.MECE(ミーシー)もれなくダブりなく 漏れを防ぐことに注力すべきであり、ダブりはそこそこ心配する必要はない。ダブりが出るということは、どこかで論理に不十分なところがあり、言葉の境界線が曖昧であるという証拠ということを意識する
211.メモは箇条書きのまま放置するのではなく、後で接続詞を使った文章としてまとめておく
224.情報収集は、あなたの答えを「つくる」ための素材というよりは、あなたの答えを「検証する」ないし「補強する」ための材料
228.徹底して思考して、多様な仮説を引き出し、その中で最も価値のありそうな結論仮説に対して、情報収集による検証を行う
255.発想力を広げるには言葉の力を高めることが大切
 
 
成熟した社会、知識が簡単に手に入るようになった現代の日本では、従来の秀才、つまり「学ぶ」ことに長けた人の価値は相対的に落ちている。考える力を持つ人が今後重要になってくる。考える力を付けるには、使う言葉の定義を明確にし、自分がどの範囲を考えているかを意識することが必要である。直感的な発想から出発し、大きなかたまりからMECEに分解し(この際フレームワークを用いても良い)、上流へ下流へと検証する。きれいなロジックツリーを作る必要はない。問題は直感で発想したときよりも、発想が広がっているかか重要である。

 

あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか―――論理思考のシンプルな本質

あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか―――論理思考のシンプルな本質