稲垣公夫:深く、速く、考える

 
20.最初に浮かんだ解決策を良いものと思い込んで、結論ありきの行動に出てしまう脳の癖がある。理解するとは、新しい事柄を、自分がすでに知っている事柄と結びつけること。たとえ話(アナロジー)で理解するのと同じこと
24.物事を深く理解するためには、頭の中のたくさんの知識と結びつける必要がある。つながりが多き補で夫理解は深くなり、深い思考が可能とる。知識をネットワークのようにつなげる方が重要
54.無関係のように思える「遠くの領域」「まったく異なる分野」からアイデアを借りてくることが重要。大きく異なる状況の間の類似性を見抜く「アナロジー力」が重要になる
57.抽象と具体をつなぐ深いアナロジー力
62.一歩一歩が常識の少しずつ外側に出ていること。毎日少しずつ常識の外側に出る思考を続ける
74.抽象化思考とは、別の言い方をすれば構造化、つまり物事の背後にある深い構造を見える化すること
184.深い構造の類似性に気づく、というアナロジー思考と遠くからアイデアを借りてくるというアナロジー思考を用いる
210.難しい問題に直面した際に最初に思いついて解決策にいきなり飛びつくのではなく「根本原因」をツリー図などを使って抽象化し、問題の本質的な構造が瞬時にアタマに思いつくようにする。アナロジー思考をつかって遠くからアイデアを借りてくる
 
 
様々な事柄に興味を持ってインプットする。読書、体験などをたくさんしておく。問題に直面したときに、その問題を抽象化して本質的構造を見抜き、類似性のある事柄からアイデアを借りてきて物事を解決していく。これらのトレーニングを積むことにより発想力が豊となる。
まずは、日常の生活にて因果関係を把握するように努める。
 
今していることはなぜしているのか、瞬間記憶などの訓練も併用して行い短期記憶も鍛えておく
 

 

深く、速く、考える。  「本質」を瞬時に見抜く思考の技術

深く、速く、考える。 「本質」を瞬時に見抜く思考の技術