サラリーマン大家の「クズ土地」アパート経営術 大長信吉


土地なし頭金500万円で始める サラリーマン大家の「クズ土地」アパート経営術

借地の権利(借地権)は非常に強く、それでいて価格は所有権の7割から半分程度。アパートを建てて収益を得ようとするならむしろ、借地のほうが良い p27

長屋とは外廊下や外階段がなく、各部屋の入口が直接、道路や敷地内の通路に面している
「共同住宅」の方が建築上の規制が厳しく、また、長屋のほうが敷地をより有効に活用できる可能性がある。p31

サラリーマンであれば世の中の動きに敏感。いろいろなアンテナに引っかかった情報を活用し、自分の行動へ結び付けられるところまで行って、初めて意味がある。 p52

接道幅は必ず現地で確認

路地状敷地で「共同住宅」を建てることについては、建築基準法に基づいて、条例で多くの自治体が基本的に禁止している。 
通路の幅が2mを切ると、接道義務を満たさなくなり、「長屋」であろうと基本的に建築認可が降りない。2mであるかどうかは現地での確認になる。図面上であってもダメ。
道路に接するところが2mであっても、途中で狭くなって、2mを切ればアウト。 p90

クズ土地でも手を出すべきではない土地もある「再建築不可」の土地 p92

ローン特約
土地売買契約時(手付金支払い時)にはまだ、銀行よりの融資の内定を受けていないことが多いので、「もし融資が受けられなければ、契約を解除し、手付金を返してもらう」内容の特約をつける p97

クレームというと、些細なことで文句をつけられるようなイメージがあるが、むしろ利用者の悲鳴。
クレームを言ってきた顧客としっかり向きあうとむしろ信頼が深まり、ブランド価値が上がることが多い。 p184

各家電メーカーの取扱説明書をまとめてファイルに整理していれて渡す。
賃貸契約を結ぶときに、特記事項として「取扱説明書をまとめたファイルを返却すること」と記載しておくと良い。