道は開ける 新装版

明日のことは配慮すべきである。最新の注意を払って計画し準備すべきである。だが、心配するには及ばない

その日に行うべき仕事は山ほどあるかもしれないが、我々は一度に一つのことしかできない。一定の速度で仕事を片付けるしか方法はない。

我々はこの一瞬に永遠不滅な二つのものが出会う場所にいる。無限の方たかる続いている膨大な過去とすでに刻まれた時の末端に突き刺さっているのに等しい未来の境目にいる。

過去と未来を鉄の扉で閉ざせ。今日一日の区切りで生きよう

苦痛を減じる唯一の方法はそれを快く受け入れること

過去を建設的なものにする方法は、失敗を冷静に分析して、何かの足しにする。そして忘れることだ

仕返しをしてはならない。敵を傷つけるよりも自分を傷つけることになるから。嫌いな人について考えたりして一分たりとも時間を無駄にしてはならない

自分の心のなかで信じていることをすれば良い。しても悪口を言われ、しなくても悪口を言われる。どちらにしても批判を逃れることはできない。
人の上に立つ限り、非難を免れることは不可能。気にしないようにすすしか手はない

不当な非難はしばしば偽装された賛辞であることを忘れてはならない

疲れる前に休む

気にする必要もなく、忘れても良い小事で心を乱してはならない。「小事にこだわる人生はあまりにも短い」

道は開ける　新装版