アパート経営はするな! 須田忠雄

東日本大震災を機に、土地・不動産は価値が下がる。また、人口減少社会に突入するので供給が需要を上回る。
市場は縮小、価値も下がるのだからアパート経営はしてはいけない。

海岸、埋立地は液状化現象が見られた
高層マンションはエレベーターが使えないので停電の際役に立たないことがわかった

入居者は現在の住まいに「不満」を持っている


平成20年住生活総合調査 国土交通省
高齢者への配慮(段差がないなど)
冷暖房の費用負担などの省エネ対応
遮音性
断熱、気密性
住宅の防犯性
地震・台風時の住宅の安全性 

最も重要なこと
治安・犯罪発生の防止
住宅の広さや間取り
火災・地震・水害などに対する安全性
地震・台風時の住宅の安全性
日常の買い物・医療・福祉文化施設への利便性
通勤・通学などの利便
住宅の防犯性

ニーズを満たすには常にバージョンアップが必要。維持にはカネがかかる

一括借り上げサービス
家賃保証でない
賃貸経営会社が倒産すれば契約は失効する
最初から商品価格に、賃貸経営会社の利益が上乗せされている。
一般の戸建て住宅よりも”言い値”で請け負うことができるいい商売

唯一の勝機は「高齢者専用賃貸住宅」医療・介護という付加価値がついた賃貸アパート

土地の下がる根本は銀行が融資の蛇口を閉めること
大震災で株価が下がり銀行は大打撃、被災地に銀行は融資しているので、お金を貸し出す余力がないので今後土地が下がるという筆者の考え

アパート経営するリスクは、アパート経営しないリスクより高くなっていると
相続税対策は、土地を売って死ぬまでにそれを使い切る、現金であれば相続に不公平感を抱かすことがない


リスクが高いという言い分は最もだと思うが、それを加味した上で投資するのがあるべき姿。
土地を売って死ぬまでにそれを使い切るというのは一代に限って言えば良いことだろう。
次世代に何も伝えずに、残さずに自分世代だけ良いという考えはいかがなものだろう。
次世代に負担をかけないといういいぷんだが、良いも悪いも伝えていく、そしてその状況を改善する努力を常にその時勢に合わせて行っていくべき
筆者自身が土地を安く手に入れるために執筆したのだろうか?

アパート経営はするな!―賃貸経営の落とし穴

アパート経営はするな!―賃貸経営の落とし穴