クラウド時代のハイブリッド手帳術


 クラウド時代のハイブリッド手帳術


手帳 予定位を管理するカレンダー、タスク管理、備忘録のような資料を管理、つまり手帳は情報を管理するもの。情報を保存、確認、参照できる環境を提供するもの

アナログツール(フットワークが軽い)
記入速度が早い
入力形式の自由度が高い 
見返しがしやすい
電源などの制約がない

大量のデータが扱いにくい

デジタルツール
データ編集可能
検索できる
多量の情報が扱える


時間の使い方は練習によって改善できる。だが、絶えず努力しない限り仕事に流される。主体的に時間を使うこと、タイムマネジメントが重要

クラウド
複数の末端で一元管理
柔軟なビュースタイル
リマインダー機能
リピート機能
一年を超える記録が可能

一週間単位で計画、予定を立てる weeklyプランニング
一週間を俯瞰する、現実的な計画を立てる、計画を残しておく

グーグルカレンダー出管理される情報は、あくまで忘れていけない予定の記録、備忘録
それをどのように時間を使うかを考えるツールがweeklyプランナー

weeklyプランナーでは
バッハァを確保する
自分自身との約束も他の予定と同じように管理する。(緊急でないが重要な項目を予定する)

Dailyタスクリスト
weeklyプランナーから一日ごとへのタスクへと実際への行動へ落とし込む
毎朝やる
単純化するのは「何をするのかわかる」レベルまで細分化する。人それぞれなので自分で考える。
一番上にはその日の目標を書く
常に目につくところに沖
開始時間と終了時間をかき、作業時間を確認、意識する

タスクリストはクローズとリストにする
リストを閉じることにより、仕事が追加分によって妨げられない。リストが大きくならず、仕事さえしていればリストは必ず小さくなる。すべて終わる前提だから、順番にこだわる必要はない

Dailyレビュー
一日の終わりに
やり終えた作業の確認
やり残した作業の確認
記録を残しておくことにより、自分の行動を改善する道しるべとなる
写真を撮ってエバーノートで保管する

中長期的なタスクはプロジェクトごとに一枚のノートにまとめる

プロジェクトに関係しない個別の作業はコンテキストごとにまとめる 簡単なものでは「事務作業」「気が向いたら」というタグをつけておく

todoは達成すべき状態であり複数の行動が必要
タスクは作業レベルの行動、何をするのかがすぐにわかる。

メモとして

メモはたくさん残せるのがよい
どこでも簡単に素早く残せるのがよい
イメージに近い形で残せるのがよい

残したものをどのように見返すかが大切。複数の入り口を持って、保存する場所を一か所にする。

メモには
アクションメモ(行動につながる)
インプットメモ(外部情報のメモ)
アウトプットメモ(自分の頭の中のメモ)
ライフログメモ(日々の出来事、乾燥のメモ)

アクションメモ
デジタル、アナログにこだわらずスピーディに記録できるのがよい。
スケジュールならば、素早くカレンダーに書き込む→100円ノートで行う

インプットメモ
外部にある情報を保存しておくメモ
いつか使うかもしれない情報も保管しておく、検索できるデジタルがよい→100円ノートで行う


アウトプットメモ 
定型フォーマットでなくてよいが最低限日付をいれておく
イメージを記録できるアナログがよい→100円ノートで行う

着想以外のアウトプットメモ
じっくりと時間をかけて進めていく「思考」という作業を伴うときはモレスキンを使い、後から付け加えたりするので一枚一事で作成する。→モレスキンでいこう

保存したメモは最終的にはevernoteに転記する。inboxに入れて、分類する
アクションメモは行動ならばカレンダーに
プロジェクトに関係していればプロジェクトノートへ

インプットメモ
何に使うかわからない 「保管庫」など
はっきりしているものは そのプロジェクトや見つけやすいタグ

アウトプットメモ
すぐ使えるものはそのプロジェクトやわかるタグ
すぐには使えないものは新しいノートと作る

メモが自分にとって何を意味するのかあるいはその情報をどう使うのかを考えて初めて適切な処理が行える。自分にとって何を意味するのかは他人が教えてくれるものではないので自分の頭で考えて判断する。

セルフマネジメント

目標、ビジョンを持つことは大切であり、その力は認めるところだが、それに縛られすぎないようにする。
定期的に見直しをおこなう。

計画通りにいかないことは多いが、計画を立てたおかげで前に進んでいる
定期的に見返すというプロセスが目標との付き合い方では重要

見返すには形にしておくのがよい
「やりたいこと」 マインドマップでかき出す
A4サイズに書き出し、月に一回程度は見直す。evernoteのスキャンし保存。新しいものができてから古いものは捨ててもよい→コピー用紙でいいだろう

「立ち止まりノート」
問題や課題について悩みを整理する。定点観測ができるようになる→モレスキンでいこう

クレド
ラテン語で「志」「信条」「約束」を意味する言葉
自分自身の行動理念を表現するマイクレドを作成する。毎日見れるようなところにおく。
デジタルデータで作成し、更新、推敲を重ねる。手帳でみられるようにしておくのもよい(はってはがせるスティックのりを使用)

ライフログで日々の記録を残す
ツイッターでとも考えていたが、プライバシーがあり残せていなかった。
アナログであれば、その心配もない、日記帳を購入すれば解決する
A4でもいいので、写真やレシートなども貼れるようにする

ツールは好みのものを気持ちよく使う

今日という日付を境にして、それより先のページは「予定」に、後ろのページは「記録」になっている。
一冊の中に未来と過去が共存している、未来の情報を保存し、それを「今」利用し、最後にそれが記録として残る。

記録が持つ力は偉大。
私たちは自分で考えているよりも多くのことを体験し、そして忘れている。記録を残すことでそうした体験を記憶の中に呼び戻すことができる。記録を残している人と残していない人の差は歴然。文字を持った人類とそうでなかった人類との差に等しい関係があるだろう。

クラウド時代のハイブリッド手帳術

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