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働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書)

18.他の個体と繁殖を補助する行動をとる「他利行動」と呼ばれる行動が、真社会性生物とその他の社会生物を区別する点 ハチ、蟻、シロアリ
33.変動環境の中では「そのとき」が来たらすぐに対応できる、働いていないアリという「余力」を残していることが重要
46.お利口な個体ばかりいるというより、ある程度馬鹿な個体がいるほうが組織としてうまくいく
57.反応閾値モデル 反応閾値に個体差があると、必要な仕事に必要な数のワーカーを臨機応変に動員することができる
75.働かないありが存在する理由 誰もが疲れる以上、働かないものを含む非効率的なシステムこそ、長期的存続が可能になり、長い時間をとうしてみたらそういうシステムが選ばれていた。働かにアリは、怠けてコロニーの効率を下げる存在ではなく、それがいないとコロニーが存続できない極めて重要な存在である。社会の利益にただ乗りし、自分の利益だけを追求する裏切り者ではなく、「働きたいのに働けない」存在である。本当は有能なのに先を越されてしまうために活躍できない。
76.刻々と変わる状況に対応して、組織を動かすためには、様々な状況に対応可能な一種の余力が必要になる。その余力として存在するのが働かないアリ
109.社会を維持するために働きつつ、同時に自分の利益も上げている。他利行動とはいうが、最終的には自分の利益になる行動をしているわけで多くの利益を上げる行動のみが進化する
144.世の中の意見の食い違いは、話していることの定義に違いを意識していない場合も多い
145.群れ 個体間にどのような作用があり、どういう場合において群れとして振る舞うのかというのが重要になる
146.生き物の「群れ」とは「集団全体が何らかの機能を持つ、互いに相互作用のある複数の生物個体の集まり」と定義できる
149.群れ 一匹では成し遂げることが出来ない複数の行為を同時に行うことが出来るようになる
154.社会のあるところにそれを利用しようとする利己主義あり
182.理論体系が成熟してくると、すべての現象をその理論体系で説明できるものと考え、新たな考えを排斥する風潮がある。思考の固定がが進んでしまう。説明できないものは説明できない。新たな仮説をを唱えることに勇気を持つべきだ
185.どのような進化が起こるのかの予測は、理想的な集団でしかな成立しない。まだ見つかっていないことを示すのが学者の社会貢献


刻々と状況変化する社会においてはある程度バッファ、余力が必要。まじめに働くだけの存在では長期的には生存できない。多少お馬鹿な方が組織としてみたときにうまくいくこともある。働かないアリ、本当は働けるのに先を越されて働けないアリにもその余力としての存在価値がある。理論体系が成熟してくると、すべての現象をその理論体系で説明できるものと考え、新たな考えを排斥する風潮がある。これでは思考の固定がが進んでしまう。説明できないものは説明できない。新たな仮説をを唱えることに勇気を持つべきだ

働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書)

働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書)