田中和彦:42歳からのルール

あたりまえだけどなかなかできない 42歳からのルール (アスカビジネス)

 
15.「一人の人間として何が出来るのか」の法が、名刺や肩書きなんかより、最後の最後には自分自身を助けることになる
27.「やっておけば良かった」と思ったら、今すぐにでも取りかかる
43.未来は、探して見つかるものではなく、自ら作るもの。行動の結果でしかない。不安は、何もしないと増えていくが、行動しながら不安の芽を摘んでいけば、恐れることはない
45.自分を客観的に評価し、そこに何をプラスしていけば市場価値の高い存在になれるかを知ることだ
46.必要とされる度合いが強いかどうかであり、代わりがいるかどうか。「代わりがいない存在」になると、人材価値は一気に高くなり、年収も上がる
47.一見無関係に思える仕切るや知識や経験でも、複数がうまく組み合わされると、キャリアが磨かれ、光り輝いてくる
56.自分のキャリアと向き合う一番効果的な方法が、自分の残してきた実績を文字に落とし込むこと。プロフィールを文字にすると、自分の市場価値を客観的に眺めることが出来る。戦略的にキャリアを築くには、まず現状把握が出発点だ。キャリアを際立たせるために、漫然と日常を過ごさない秘訣でもある
80.苦労は必ず後から振り返ると話のネタになる。得がたい経験として高く評価される。苦労が高く売れるときが必ず来る
83.「なぜ働いているのか?」「そりゃ楽しいからだよ。」そう即座に答えられる自分でありたい
121.苦手分野を克服しようとするよりも、得意分野をさらに伸ばしたほうが、結果的には強いマネジメントが可能になる。この分野だけは絶対に負けないと言う武器が一つあれば良い。
123.「いい人」といわれて喜ぶな。目的に向かって何かをやり遂げようと思えば、周囲との軋轢は避けては通れない。40代で本当に勝負しなければならないときには、「いい人」を卒業しなくてはならない。
187.家族というものは、自分で築いたとしても、いつか別の形に姿を変えるということを覚悟しなくてはならない。だからこそ、この新患瞬間を家族と大切に生きなくてはならない
223.42歳はついつい得意技だけで何事も済ませてしまおうとする年齢でもある。失敗をしなくなるのではなくて、失敗しそうなことを避けるようになっている。何事も、満足してしまったり、これでまあいいかと妥協してしまったりしたら、そこまでから到達しない。常に、挑戦し続けるから、それに見合った成果が残せるのだ
229.「諦めた大人」になるな。自分らしい言葉でしゃべり、自分らしい夢に向かって、自分らしい生き方を手に入れようとする存在になれ
233.42歳で「もう人生終わっちゃうのかな」と思っているなら、「馬鹿野郎!」だ「まだ、これからじゃないか」
 
経験を重ねて、無難に、守りに入ってしまうことが多くなる。自分の得意分野で何とかし、挑戦しなくなる。しかし、それでは何も成し遂げられない。42歳、人生まだ何もはじまっていない。勝負はこれからだ。

 

あたりまえだけどなかなかできない 42歳からのルール (アスカビジネス)

あたりまえだけどなかなかできない 42歳からのルール (アスカビジネス)