牛堂登紀雄:仕事が速いお金持ち仕事が遅い貧乏人

3.強烈な成果志向であり、どのような結果であろうと受け容れる自己責任の強さを持っている
22.「しなければならないこと」の多くは、他人から強制されている性格を持っており、自分の意思や目的は反映されない。「やりたい」と思うことは、誰かが指示をくれるわけではないので、自分で決めなければならない。また締め切りがあるわけでもなく、やらないからといって他人に迷惑をかけるわけではないので、そこに強制力は無い。さらに「しなくても特に困らない」という側面を持っている。つまり、自分の人生をよりバージョンアップさせるために必要なのは、「やらなくても良いこと」「やらなくても困らないこと」を「やらなければならない」ということ。「やりたい」を優先する生き方をする
26.しなければならないことにおわれても、それらをできる限り「やりたい」ことの種まきに変えていく。未来の種まきを日々行う
39.自分が出すべき価値にフォーカスすること。そうすればそれ以外の雑音を消してくれる効果がある
45.自分の仕事をする。自ら提案した仕事、自分が手を挙げて加わった仕事、自分が必要だと判断して取りかかった仕事など「自らが創り出した仕事」をメインに置く努力をする
62.雑務であればマルチタスク、重要な仕事はシングルタスク
65.ルーティンワークは誰でも出来る仕事。一生懸命やっても「まじめ」という評価しか得られない
74.拒否されることを恐れない。それには「言ってみるだけならタダ」「頭を下げるだけならタダ」という合理的な視点。仮に拒否されても、提案内容が否定されただけで、自分の人格まで否定されたなどとは捉えない発想ができる視点。「それによって何が起こるか」を具体的に想像する視点という三つの視点を持っている。
88.ギリギリ行動体系から抜け出す
91.一粒で何倍おいしくできるかを考える
94.スピード主義とは、仮説思考に近い発想。ひとまず結論を出して実行することで、軌道修正する時間が生まれ、結果としてクオリティが高くなる
95.自己責任意識、「自分がやらなければ誰がやる」くらいの強烈な使命感。自分がケツを拭く責任感を持つ。最後は自分が責任を取る、何とかすると決めれば、とれるリスクの範囲は広くなる
100.バカ上司でも自分の利益のために利用すれば良い。こいつをどう使えば自分の最大のメリットになるか、を考える。感情のコントロールをする
107.「自分で何とかしなきゃ」と自己責任を受け容れたとき、人間の脳はフル活動し、問題解決をしたり、挑戦したりする
111.すべての人がメンター
148.アウトプットは知識や経験に基づくものですが、薄っぺらい経験からは、薄っぺらいアウトプットしか出ない。旅行、読書、人と会うなどお金を使って新しい経験を積み、お金を使って人生を形作っていくのでたくさんの経験を積む
167.成果に直結することに仕事を絞る
198.短期記憶を鍛えるには、瞬間で記憶する習慣を持つ。ちょっとした作業に取りかかるときも、「今自分はどういう理由でこれをしているか」をたびたび振り返る
259.仕事を最大の楽しみとする
 
「しなければならないこと」は他人の仕事であり、「やりたいこと」を仕事の中心に持ってくる。やらなければならないことを行っているときに、やりたいことのタネを蒔いていく。自分をバージョンアップさせるには「やらなくてもよいこと」「やらなくても困らないこと」を「やらなければならない」ということ。自分が出すべき価値にフォーカスすれば、それ以外の雑音を小さくしてくれ、余計な雑用に振り回されない。

 

 

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