林修:林修の仕事原論

4.自らの利益を最優先するという不純な動機があるがゆえに、他者の可能性を客観的に、正しく判断できる
18.人間の自己認識は、実は他者認識よりも不正確
27.自分の好き嫌いなどと言う小さなものさしにこだわらないことが、運に巡り会う秘訣
33.あなたたちは仕事を思えに行くんじゃない。我慢を覚えに行くんだ
40.仕事をやってほしいいと思った期待値を超えて行くことが真の人脈につながる
53.厳しさとは結果を出すということ。結果が出なければ「私は努力した」とは言えない。朝から晩まで働いているのに、成果が上がらないなら、努力する場所を見直す必要がある。努力を主観的にはかるのを止めることが重要。その努力からどういった結果が出たか。さらには他者がどう評価したか。自分の努力を「外から」見るようにすべき
61.出来るだけ相手と同じ感覚であることを大切にすることで、スムーズなコミュニケーションが可能となる
68.良いホテルを基準にすると、より大きな満足を与えるために、その場での相手の反応をよく見て、次回に案内する店が決められる
76.自分をものさしにせず、相手から見た世界はどんなものだろうかと常に相手の立場に立ち、相手の基準で考えることが大切
81.一つの基準で済ませようとするのは精神の怠惰。相手をよく観察し、相手の望む距離で接する
82.志賀直哉太宰治はモテた。彼等の書いた小説の主人公を参考にしてみる
90.プレゼントは難しい
92.判官贔屓(ほうがんびいき)「判官」とは九郎判官義経源義経のこと。弱者に対して依怙贔屓(えこひいき)の気持ちを持つことのたとえ
96.十分な準備を重ねて、成功できる状況を作り上げる。一発逆転が必要な状況を作らない
100.何かに負けるとき原因は三つ「情報不足」「慢心」「思い込み」
104.ドラマのように、奇跡のヒーローは滅多に現われない。だからこそ日々コツコツと努力する
109.岡崎久彦 戦略的思考とは何か(中公新書) →アマゾンで頼んだ
119.お金とは、自分の知恵が、教養が、さらには品格が試される、おそろしい「物差し」であるという自覚が必要
128.自分の足を動かし、目で見ることでしかわからない、一次情報が大切
142.物事が「そうであること」と「そう見えること」に差はない。高いものを着ているという意識を持つということ自体に意味がある。高い服だからこそ、丁寧に振る舞うことにつながり、優雅ささえ生み出す。それが好印象につながる
150.トラブル回避に必要な能力は、まず想像力。自分の目の前に広がる時間をしっかり見通して、起きうるトラブルを予想し、その対策をあらかじめ立てておく。もう一つは、空間の支配による危険回避。観察力が必要
152.モノ、人、周囲のすべてに視線を注ぎ、細やかな観察を続けること。そうすると、トラブルの大半が、起こるべくして起きていることに気づく
156.時間の使い方は練習によって改善できる。だが、絶えず努力していない限り仕事に流される。時間に使われるのではなく、自分が時間を使う意識を強く持つ。まずは、一週間という時間を自分で支配する
172.「コツ」で何とかしようとする精神の怠惰さが一番の問題
 
自己認識は他者認識より不正確。仕事は結果が出ることが大切で、成果が出なければ、努力する場所を見直す必要がある。努力を主観で測るのではなく、結果はどうだったのか、さらにはその結果を他者はどう評価したのか、自分の努力を「外から」みる。

 

林修の仕事原論

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