リノベーションで満室経営!!

老朽化物件を新たな価値を付け加え物件価値を高める。
周辺地域の状況や入居者ニーズの変化についてのマーケティングを行う。 p12

収納も「仕舞う」から「魅せる収納」に発想を転換するのも良い p26

マーケティング
・物件の分析
・周辺調査
・周辺不動産業者へのヒアリング

物件に足を運び、客観的に自分の物件を見る
どんな人がそこに住んでいるのか、住んでいたのか、履歴を知れば、入居者層を知ることができる。何よりも生きた情報を得ることが出来れば今後の方向性が決められる

物件のプラス面、マイナス面を把握する p35

不動産屋、業者は複数(3〜4件回る)
業者より価値ある情報を得るには、聞きたいところをまとめ、積極的に聞く。
その際には物件の特徴と周辺調査を熟知した上で実行する。p47

ターゲット
シングル

学生
20代社会人
20代後半〜30代社会人
40代
50代以上、高齢者

カップル
シェア
新婚・妊婦カップル
DINKS(Double Income No Kids(共働き収入、子供なし)の頭文字などを並べたもの、共働きで子供がいない夫婦、またその生活観のこと)
シニアカップル

ファミリー
ベビーファミリー
KIDSファミリー
アダルトファミリー(前期)
アダルトファミリー(後期)

以上にターゲットは分けられる

入居者にとって最大の魅力は、世間で言われている人気設備が備わっている物件ではない。
”○○○な暮らしがイメージできる物件 p76

単身者向けで重要なスペース
今までの単身者物件で間取りや仕様で重視されなかったもの
「水回りスペース」「玄関回りスペース」「収納スペース」 p80

ファミリー物件の空室対策として、「古くなった設備の取り換え」がまず一番最初に考えるが、ニーズに合わなくなった古いタイプの間取りならば、設備が新しくなったとしても、間取りを見た段階で選外物件になる。
思い切って間取り変更を考える。 p96

キッチンについてのアンケートではオープン型対面式キッチンの希望が80%以上もある。

ファミリー向け物件のキーワード
「家族の動線・目線や気配を感じる」間取り、「家の中のモノ、場所、時間をみんなと共有」できる仕掛けづくり「暮らしを考えた収納、スペースの確保や配置」の工夫 p118

上下階の遮音
「ネダフォーム」という下地材。ポリスチレンフォームでできた成型板で、床一面に敷き詰めてその上に仕上げ材を張るもの

隣住戸間の音
浴室、洗面所といった水廻りの隣には、同じような水廻りやクローゼットを配置する。自分たちも音を立てるのでお互いさまの面がある。

信頼できる施工業者の見極め方
1依頼された工事項目以外にも、工事中に不具合箇所を探して直してくれる
2工事内容が明確でわかりやすい見積書になっている。仕様や数量が詳細に表記されている見積書
3現場の整理・整頓・清掃が行き届いている
4しっかりと養生して工事をしている 養生とは工事をする際に、人や道具、材料が当たって傷つかないように保護をすること
5下地調整を丁寧に行っている
6下地補強がきちんと行われている。

賃貸経営をしているオーナーさんの気持ちを理解し、オーナーさんと同じ立場に立って提案してくれるかどうかが一番大切。 p134


営業マンが内覧の際に、お客様に「この物件にしましょう」といえる物件の魅力を備えておく
紹介業者との信頼関係や協力関係が必要

あなたが「入居者はどんな人?」と気にするように、入居者も「オーナーはどんな人?」と当然気になっているはず。オーナーの物件に対する姿勢や人柄を判断している。

寸法の入った間取り図とメジャー、筆記用具を常備しておくことは当然。
「ニトリ」などの家具関連カタログを常備しておくのもアイデア。 p176

リノベーションで満室経営!! (QP books)

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