自助論 サミュエル・スマイルズ
自助論: 「こんな素晴らしい生き方ができたら!」を実現する本 (単行本)
6.天は自ら助くる者を助く 外部からの援助は人間を弱くする。自分で自分を助けようとする精神こそ、その人間をいつまでも励まし元気づける
17.人間の優劣は、その人間がどれだけ精一杯努力してきたかで決まる
23.自分の幸福や成功については、あくまでも自分自身が責任を持たなければならない
24.高尚な学問を追求する際にも、常識や集中力、勤勉、忍耐のような平凡な資質が一番役に立つ。
25.ビュフォン「天才とは忍耐なり」
27.勤勉と努力が素晴らしい成果を生み出すことは間違いない。しかし、天才と賞賛される人物ほど、必ずと言っていいほど粘り強い努力家なのである。
29.習うより慣れろの言葉通り、同じことを何度も反復練習する必要がある。繰り返し練習を積めば、どんなに困難な目標でも必ず達成できる
31.一歩ずつでも着実に人生を歩んでいくことが出来れば、それを本望と思わなければならない。「いかにして待つかを知ること、これこそ成功の最大の要諦である」 メストル
42.日々のありふれた仕事をきちんと果たしていくことで、人間はより高い能力を身につけるものなのだ
44.人は、正しい知識が多くなればなるほどうぬぼれの心が消えていくものなのだ
47.偉人は、日々の身辺雑事を決して疎かにせず、むしろとるに足らないような問題でもそれを改善しようと力を尽くす
60.我々を助けるのは偶然の力ではなく、確固とした目標に向って粘り強く勤勉に歩んでいこうとする姿勢なのだ。幸運の女神を抱きとめようと虎視眈々と狙っていれば、きっと驚くほど成果が得られる。チャンスはいつも我々の手に届くところで待っている。問題はそれらを機敏に捉えて実行に踏み出すかどうか
86.諸君が天性の才能に恵まれているなら、勤勉がそれをさらに高めるだろう。もし恵まれていないとしても、勤勉がそれに取って代わるだろう
88.向上心に萌えた有能で勤勉な人間には、ここで行き止まりという柵は立てられない
92.成功に必要なのは秀でた才能ではなく決意だ。あくまで精一杯努力しようとする意志の力だ
94.心から真剣に求め続けていれば、全ては可能となる。だが、謙譲や忍耐、節度や寛大さを身につけたいと強く願わない限りは、何を望んでも叶えられはしないだろう
130.今日の課題をグズグズと一日延ばしにしていくのは、怠け者や敗北者の習慣だ。他人を信用し過ぎるとひどい目にあう場合も多い。特に重要な仕事は、自分で受け持つべきだ
132.時間の持つ価値を正しく理解すれば、行動は自ずと機敏になる
172.富だけを目当てに金を貯めこむのは、心の狭いしみったれ連中のやること
179.能動的に学ぶ姿勢が肝要
197.自らすすんで病気になった人間を治す薬などない
202.人間を作るのは安楽ではなく努力、便利さではなく困難である
205.逆境の中で耐えるより幸運の中で耐えるほうが、はるかに強い自制心を必要とする。決意を固め不屈の勇気を奮い起こすには、逆境の中に身を置くほうが有益でするある。
208.「もしも」という言葉は、無力と絶望のつぶやきにすぎない
234.天才は生まれつきの努力ではなく、努力によって獲得されるものだ
247.真の人格者は、人に見ていられようがいまいが正しく振る舞うもの
258.他人に見える品性より、自分にしか見えない品性を大切にする。それは、心のなかの鏡に自分が正しく映ることを望んでいるからだ
265.やさしさと思いやりが人間の人柄を判断する重要な決め手となる。富や力や才能に奢らず、成功しても有頂天にならず、失敗にもそれほど落胆しない。他人に自説を無理に押し付けたりせず、求められた時だけに自分の考えを堂々と披瀝する。人の役に立とうとする場合でも、恩着せがましい素振りは微塵も見せない
268.自助とは、勤勉に働いて、自分で自分の運命を切り開くことである
自助とは、自分で自分の運命を切り開くことである。自分の幸福や成功について、あくまでも自分自身で責任を持たなければならない。勤勉、努力、忍耐は平凡な資質であり、だれでも持つものだ。熱意と決断を持てば誰もが成功できる。
自助論: 「こんな素晴らしい生き方ができたら!」を実現する本 (単行本)
- 作者: サミュエルスマイルズ,Samuel Smiles,竹内均
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2013/09/12
- メディア: 単行本
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