僕たちはガンダムのジムである
日本の問題 不器用で社会のことを知らない先生、詰め込み型の授業、はみ出すことを相互監視する世界、魂を空白化させる受験戦争、人々をジム化しつつ、ガンダムだと思わせる構造がある
有名大学に入ったところで、医師になったところで、僕達はガンダムではなく、ジムなのだ
その他大勢から抜け出したいから、ジムである自分を認められないからキャリアアップという言葉に踊らされアップアップする
ただジムであることを卑下してはならない
世の中は働く人の1%もいないであろうガンダムで動いているのではなく残りの99%のジムのような普通の人で動いている
世の中はジムで動いている。そこから逃げてはいけないし、それを卑下してもいけない
自分に自身が持てなくても、相対的に得意な仕事はあるはずだ。頼まれた仕事は天職だ。少しでも期待されていること、できる仕事なのだ
モチベーションに満ち溢れすぎているのも危険。モチベーション、テンションを上がりすぎず、下がり過ぎないようにコントロールする
気持ちのコントロールをする
仕事というのはほとんどはやらなければいけないこと。楽しむというスタンスが大切
世間は普通の人、でも熱い思いと高い能力を持った普通の人で動いている
身の回りにいる、仕事で成果を上げている人、信頼されている人にこそ学ぶべき事柄が多い
自分自身がジム型人材であるからこそ、自己分析をやる
他人から期待されていること、他人と少し違うこと、これ自体が自分の強みである。いきなりガンダムにはなれないが、「ジム・カスタム」くらいにはなれる
戦略とはなにをやって、何をやらないのかを決める
自分にとって有利に物事を進められるポジションを見つけること。ポジションの違いを作り出すこと、つまり、「自分が戦う環境を選ぶ・作る」ことが大切
相田みつお「幸せは自分の心が決める」
アムロやシャアなどの特別な存在になれなくても良い。現実はみなジムのパイロットだ。世の中の殆どの人がジムパイロットであり、世の中はそれで回っていく。ジムパイロットであることを悲観してはいけない。その中で自分の与えられたこと、得意なことを伸ばしていき、ジムカスタムくらいは操作できるようになろう。ジム型人材であるからこそ、周りと協力したり、まったくできない仕事にこだわる必要はない。着実に自分のできることを積み重ねていくことで名のない有能な人材になれる。シャアにジオングを紹介する名も無き一般兵(ジオング整備士 )の言葉「あんなの飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ」
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