伊藤真:続ける力

続ける力―仕事・勉強で成功する王道 (幻冬舎新書)

 
30.新しいことを始めるには、それを生活の原則にする。自然に自分の中に取り込む。
43.モチベーションの維持 ゴールだと思っていた合格は、単なる通過点にすぎない。目標とすることを手に入れた後どんなことをするのかをイメージする。
44.自分がゴールだと思っていることの、さらに一歩先をイメージすることは、努力を続けるための大きな原動力になる
44.ゆっくり急げ、他人と比べても意味はない
46.努力の継続とは、常に「自己ベスト」を目指す営み
52.モチベーションは下がるもの。いかにその下げ幅を小さくするかが問題。簡単なことは退屈なことであり、却ってモチベーションを下げる。主観的でよいので新しいこと、ちょっと難しいかなと思われることに挑戦する
54.しかし、目標を実現するには基本もも大切、やるべきことの大半は「基本の反復」つまり、「簡単で退屈なこと」これらにはゲーム化もしくはリセットする。
57.ゲーテ「人間は努力する限り迷うものだ」
61.スランプに陥りそうなときには「部分的な問題を全体視しない」「短絡的な問題を永続化しない」何か悩みごとがあっても、それを全体まで広げず、問題を限定して考える。いま起きている問題は一時的なものであるのにいつまでも続くように思ってしまうことをやめる
98.計画 目標に到達するには、計画を立てる。実行するより「立てる」が大切。長期、中期、短期で計画する。一年、3ヶ月、1週間くらい
100.「楽勝」でこなせるよりやや負荷のかかる計画とする。しかし、現実には計画を立てても少しずつ遅れが生じる。だから、計画の見直しを一定のサイクルで行う。「計画通りに実行できないのは、自分がダメ」なのではない。そもそも計画とはそのようなもの
102.「遅れ」は取り戻すのではなくて「リセット」する。一旦計画そのものをリセットして、優先順位を付け直す
108.毎日メモ、タスクをつくるだけでなく、「優先順位を付けること」
116.休みと予備日は別々に設定する
117.睡眠時間は、ムダな時間どころか、勉強のためには不可欠な時間
124.脳が物事を記憶しやすいのはシータ波が出ているとき。興味を持っている事象に遭遇したときに発生する
128.字面だけを頭に入れようとするのではなく、自分が経験したエピソードを結びつける。過去の経験と関連づけるだけでなく、勉強したことを、家族や友人にわかるように説明すると、自分自身の理解も深まり、話したこと自体がエピソードになって記憶されやすくなる
 
目標の先を考えて、やるべきことを習慣とする。ゴールから逆算し計画を立てる。計画は遅れるもの。定期的に計画を見直し、遅れを無理に取り戻そうとせず、優先順位を付けリセットし作り直す。予備日と休日は別で計画を立て、休むこと寝ることをおろそかにしない。知識記憶を経験記憶に変換するために、過去の経験と結びつける、人に話して整理し経験を作ることも記憶には有効である。

 

続ける力―仕事・勉強で成功する王道 (幻冬舎新書)

続ける力―仕事・勉強で成功する王道 (幻冬舎新書)