アーノルド・ベネット:自分の時間

19.目を覚まさせるのに一番苦労するのは、決してベッドから出ようとしない人たち
23.自分にとって最も大切なことをしようと言うときに、他人の協力を当てにするとは情けない
24.バランスのとれた賢明な一日を過ごせるかどうかは、普段とは違う時間に、たった一杯のお茶を飲めるかどうかにかかっている
28.時間が与えられているということは、実のところ毎日奇跡が起こっているようなこと
49.ただはじめさえすれば良い
52.初めから多くのことを企てない
88.通勤時間の活用、家を出たら一つのことに思考を集中してみる
103.帰りの時間、内省する時間とする
120.原因と結果に深く思いを巡らせていれば、人生の苦悩はヘリ、他方、人生はより味わい深く、豊かなものとなる
124.人生とはすなわち好奇心であり、この好奇心を満たすものは日常の習慣や生活の場に溢れている
134.読書にふけるのは、酒好きが飲酒にふけるのと変わりない。読書はどんどん先へ読み進めてはいけない。注意深く、しんどくなるくらいに反芻する。
141.活用するのは「自分の時間」であって、他人の時間ではない。
142.自分のしていることなど、あまり他人に大げさにしゃべる必要はない。世間では、それと気づいていながら、毎日膨大な時間が無駄にされており、したがって、大多数の人間は本当に充実した人生を送っていない。所詮、人はそれぞれ自分で自分の人生について真剣に考えない限り、本来成し得ることも成し得ない。
 
自分の時間を活用するために、自分が今何をしているのかを認識するところから始めなければ、膨大な時間が無駄になってしまう。朝は脳もフレッシュで邪魔も入らない有効な時間であり、活用するために他人の協力を仰ぐのではなく自分でその時間を活用できるように早く寝て早く起きる。通勤時間の活用方法としては、思考を集中させる訓練の場としてみる。読書した本でも、これからのプランにしても、論文のネタとしても一つのことを集中して考え、脱線したらすぐにその施行に戻るという訓練をする。また、帰宅の時は内省する時間としてもいいだろう。
読書してもすぐつきにいかず、反芻、このようにアウトプットを続けるようにしていく

 

自分の時間 (単行本)

自分の時間 (単行本)