レバレッジ・リーディング 本田直之

レバレッジ・リーディング


優秀な人ほど本を読んで得た知識を実際の現場で活用する
練習すればするほど上達するように、読めば読むほど実践に使えるベースが溜まっていく。累積効果によりレベルアップしていく。

読書により柔軟な精神を維持し、新しい知識や考え方と吸収し続ける。常識を更新する。パラダイムを常に維持更新する。

「本を読む時間がない」のはタダの言い訳。「本を読まないから時間がない」
本には他人の数十年分の経験や知恵が詰まっている
他人の経験を読書により手に入れ実践する。仕事のコツをつかめ、時間の節約になる。読書は一龍になるために絶対必要

本の選び方
目的を明確にする。
自分にとって優しくて読みやすい本を選ぶ
ビジネスで役立つのは理論より、実践のノウハウ

テーマで選ぶ
将来の目標から逆算して現在の自分に必要な課題を割り出し、それに沿った内容の本を選ぶ
インターネットでの購入はテーマに沿った本を購入するのに最適。アマゾンがよい。
同じジャンルの本を徹底して読むことは、表現は違えど内容に重複することがある。これは無駄ではなく、複数の本を読むからこそ重要な点が浮かび上がる。複数の意見を同時に参照できる。

カテゴリートップランク買い
カテゴリー別の売れ行きを発表しているので、1〜3位までの面白そうな本を無条件で買ってみる。

奥付けには、何回増刷したかを表示してあるので、回数が多いものを選ぶのもひとつの方法

探書はアマゾンで時間の無駄なく購入する

リアル書店では思いがけない本との出会いもある。

本を読む目的を明確化する。
「読むとろこ」「読まないところ」の見当をつける
読み始める前に何を得たいかをイメージしておく
カラーバス効果(イメージすることで、目的の箇所が浮かび上がる)
時間を決めて本を読む
朝の読書は日々のモチベーションや仕事のリズムを作るペースメーカーとなる。
読書に制限時間を設ける。時間が無限にあると思うと余計なところまで読んでしまう。到底数をこなすことができない。

基本的に重要なポイントは本の20%くらいしかない。その重要ポイントの8割拾えれば良い。
単に本を多く読みこなすというのではなく、自分の課題や目的、目標にとって必要な情報が得れれれば十分。完璧主義を捨てることが第一歩。
受験勉強や資格試験はこの限りではない

一冊の内容を俯瞰する
目的を明確化し、制限時間を設定したら、カバーのソデや奥付きにある著者のプロフィールをみる。次に、帯を読み、カバーソデを読む、「まえがき」をを見て、「目次」に目を通す。最後に「あとがき」を読む。この一手間かけることで、格段に効率的な読み方ができるようになる

ダメな本はすぐ捨て、時間を無駄にしない
本のストックは切らさないようにする。

レバレッジ・リーディングは読むスピードに「緩急をつける」重要な箇所はじっくり読み、それ以外は猛スピードで飛ばす。
早く読むことが目的なのではなく、重要なポイントのみを拾っていくことが目的

メモや重要と思って線を引いた箇所全てでなくてよいので、デジタル化する。
取捨選択し、重要メモをデジタルかし、携帯し、常に見返すことで血となり、肉となる。
メモがたまってきたら、ジャンルごとにまとめて編集する

「引用文」感銘を受けた言葉と出会ったときに誰の言葉なのかを明記してデジタル化する

ポイントを絞り込んだ後、その本のエッセンスを繰り返しなんども読むことに重点をおく

実践で経験することではじめて、自分で消化し、自分のものになる

メモはテーマ別、データ別、引用文に分類すると使いやすい
メモの内容を実践で活用し、条件反射的に行動できるようにする。



習慣は全て後天的なものであり幸いにも悪しき習慣は取り除くことができる。つまり、十分な時間と労力をかけて学ぶことを厭わなければ、誰でもどんな習慣でも身につけることができる ブライアン・トレーシー「フォーカルポイント

「刈り取る」(生産する)ことに熱中しすぎて、「刀を研ぐ」(生産能力を高める」ことを忘れている人があまりに多い スティーブン・R・コヴィー「7つの習慣 最優先事項」

常に時間はたっぷりある。うまく使いさえすれば ゲーテ

誰かが素晴らしい成功を収めたということは、他人にも同じことができる証明である。 エイブラハム・リンカーン

あなたは5年後も今と変わらないが、付き合う人や読む本なら買えられる チャーリー・ジョーンズ


人生に一番街のある言葉は「明日」だ。この言葉を一番多くつかうのは、貧乏な人、成功しない人、不幸な人、不健康な人だ。彼らはよく「明日からダイエットをしよう」「明日から本を読む」などと言う。私は明日を一度も見たことがない。私にあるのは今日だけだ。今日は勝者のための言葉で、明日は敗者のための言葉だ。 ロバート・キヨサキ 「金持ちと父さんの若くして豊かに引退する方法」


待ってはいけない。「絶好の」時などない。今いる場所からスタートし、自分の使える道具を使おう。そうすれば、やがてもっと良い道具が見つかるだろう ナポレオン・ヒル

偉大な言葉は一行の中に豊富な知恵を含んでいる ロビン・シャーマ

知識労働者は自らが教えるときに最もよく学ぶという事実がある P・F・ドラッカー 「プロフェッショナルの条件」

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